存在の大地 | 東本願寺出版

存在の大地

東本願寺出版|試し読み!

ご購入はこちらから

東本願寺出版|ご購入はこちらから

お問合せは東本願寺出版まで

B6変形判  216頁 
高 史明    芹沢俊介    上田紀行 談  二階堂行邦 司会 
978-4-8341-0344-7
1,400円(税別) 

人間が、自分の大地を喪失し大きな悲しみと畏れに陥ったとき、その闇のただ中から光を求めてどんな一歩を踏み出すのか。人間にとっての大地は「自分の居場所」にほかならない。
9・11同時多発テロ以降、世界は何を失ったのか―。存在のよりどころを失った現代文明の闇を打破る方法を模索する、渾身の鼎談。

目次

第1章 大地を失った世界
 九・一一から見えてくる文明の闇
 大地にさえ安心感を抱けない
 近代文明の問題が自分自身に問われている
 故郷を奪われたアメリカの悲惨さ
 三つに重層化された「自然」
第2章 情報、文明、宗教をめぐって
 自分を対象化するもうひとつの視点
 『蜘蛛の糸』『貝の火』からの問いかけ
 「死」さえもが抽象化されていく
 価値のバランスが見失われている
 内省すらなくなってきている現在
 死の自己解決とは生命の私物化ではないか
 念仏を称えたくても称えられない人たち
 人類史の原点に帰るべきときが来ている
 いま問われる仏教の真価
第3章 近代の科学技術がもたらしたもの
 人間性の闇が生み出す地獄
 病や障害を受け止め、抱擁する大地
 独り歩きする科学技術
 「情報」を人間の原点に戻す
 共同性を欠いた「主体」などありえない
 「情報」に倫理性は伴うのか
 「死んでから先のことは、誰も訊いてくれない」
 死者をどこにも位置づけられない
 「親殺しの歴史」から「子殺しの歴史へ」
第4章 存在の大地を回復するために
 大地とは隙間から垣間見えるもの
 なぜ「往生」が「困ったこと」になってしまうのか
 「義」ではなく「慈」や「悲」に立つ
 安全、安心、安定的な「居場所」を奪われている
 宮本常一が見出した大地
 「聞く」ことの大切さ
 居場所を見つけたときに人間は変わる
あとがき

この商品を見た方はこちらの商品も見ています。