教行信証・お聖教
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『教行信証』の基礎講座
著者・蓬茨祖運(ほうしそうん)氏は親鸞聖人の主著『教行信証』について「われわれにとって真実の道しるべとなる言葉が、一つの身体の組織のようなかたちをとって集められております」と語る。本書ではその『教行信証』を「真実の教」「真実の行」「真実の信」「真実の証」の四講に分けて概説する。
『教行信証』を通して、真宗とは何かということを概説した講義録。各章ごとに重要語句の後註を掲載。長年読み継がれたロングセラー。定価:1,500 円(税別) B6判 358頁
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二河白道の譬え
人生は、しばしば道にたとえられる。
光を求めこの道を歩む人を励まし、勇気づけてきた善導大師の二河白道の教え。
本書ではその二河白道の譬えについて、善導大師の本文、親鸞聖人の解説・その意訳・語注・編者の解説を収載し、丁寧に読み解いていく。定価:400 円(税別) B6判 72頁
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現代の聖典―観無量寿経序分―【第3版】
『観無量寿経』序分の延べ書き・文意・語註・主題・問題点と、正信偈・同朋奉讃を収めた、「同朋の会」「推進員養成講座」用テキスト。「王舎城の悲劇」の関連人物の紹介・真宗の系譜略年表も収載。
定価:500 円(税別) A5判 168頁
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和讃に学ぶ―浄土和讃
親鸞聖人は、だれもが念仏の教えに触れられることを願い、多くのご和讃を作られた。
この『和讃に学ぶ』シリーズは、親鸞聖人が作られたご和讃のなかで、『真宗大谷派勤行集(ごんぎょうしゅう)』に収められている48首について、わかりやすく読み解いた聞法学習書。
本書は浄土和讃編として、勤行集に収められている「浄土和讃」の18首について著す。定価:800 円(税別) B6判 242頁
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和讃に学ぶ―高僧和讃
親鸞聖人は、だれもが念仏の教えに触れられることを願い、多くのご和讃を作られた。
この『和讃に学ぶ』シリーズは、親鸞聖人が作られたご和讃のなかで、『真宗大谷派勤行集(ごんぎょうしゅう)』に収められている48首について、わかりやすく読み解いた聞法学習書。
本書は高僧和讃編として、勤行集に収められている「高僧和讃」の12首について著す。定価:800 円(税別) B6判 178頁
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和讃に学ぶ―正像末和讃
親鸞聖人は、だれもが念仏の教えに触れられることを願い、多くのご和讃を作られた。
この『和讃に学ぶ』シリーズは、親鸞聖人が作られたご和讃のなかで、『真宗大谷派勤行集(ごんぎょうしゅう)』に収められている48首について、わかりやすく読み解いた聞法学習書。
本書は正像末(しょうぞうまつ)和讃編として、勤行集に収められている「正像末和讃」の12首と、「皇太子聖徳奉讃」6首について著す。
定価:800 円(税別) B6判 262頁
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念仏者として独立せん
「念仏を理解してから念仏申そうとするのではなく、まず、念仏申そうと思い立つこと。そのような法然上人の言葉が聖人の耳の底にあるのでは・・・。」
親鸞聖人が『教行信証』を制作されたおこころを読み解き、私たちが直面する現実のさまざまな問題に照らし合わせて『教行信証』のことばを深くいただき直す。定価:2,500 円(税別) A5判 392頁
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教行信証に学ぶ―生活指針としての念仏 同朋選書30
善人が悪人となり、愚者が賢者となって修行に耐えて仏陀のさとりを得るとされてきた従来の仏教観に対して、生死罪濁の凡夫がさとりを得る。それも「ただ念仏」によるとの新しい仏教観が法然、親鸞によって打ち建てられた。しかし、そのことがどうして可能なのか、この課題に取り組み、論理的に明かすものが親鸞の『教行信証』であると著者はいう。 その聖人の仏教観が、私たちの生活とどのように関わっているのかを語る。
定価:1,200 円(税別) B6判 276頁
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浄土論註総索引
音訓索引・画数表とともに、『浄土論註』本文も収録。親鸞聖人加点本を底本に諸本校合し、大正新脩大蔵経・真宗聖教全書の頁数をも加え、あらゆる分野の研究に役立つよう細心の注意をはらった『浄土論註』学習者必携の書。
定価:4,800 円(税別) B5判 286頁
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解読浄土論註【改訂版】
『浄土論註』の学習用テキスト。好評を博した昭和62(1987)年発行版に全面改訂をほどこし完全を期した決定版。原文、読み下し文、現代語訳の解読のほか、脚注、科文を付す。『浄土論註』を学ぶうえで必携の書籍。
定価:3,500 円(税別) B5判 188頁
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観無量寿経の教え―仏との出会い 同朋選書43
親鸞聖人が大切にされた『観無量寿経』序分に描かれた「王舎城の悲劇」の物語。韋提希、阿闍世、阿難という三人それぞれの苦悩と仏との出遇いをとおして、真宗の教えを学び、私たち自身の生き方を考える。
定価:1,200 円(税別) B6判 264頁
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2011年安居本講 『教行信証』成立の背景-―顕浄土方便化身土文類私考―
2011年7月開講の安居本講講録。 日本仏教思想史のうえから、親鸞聖人在世の承元・建保・元仁・嘉禄にわたる念仏批判の内容を検討、化身土巻撰述の意図を明らかにし、『教行信証』成立の背景をたずねる。
定価:2,500 円(税別) A5判 170頁
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『選択本願念仏集』禿庵文庫本影印・翻刻
宗祖親鸞聖人七五〇回御遠忌記念事業として大谷大学聖教編纂室において行われた、法然上人の『選択本願念仏集』(禿庵文庫本)の翻刻。本書では影印と翻刻、解説を収載。学習に配慮された配慮がなされている。
定価:5,000 円(税別) B5判 252頁
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解読教行信証(上巻)
宗祖親鸞聖人が60歳過ぎから晩年にかけて常に筆を足して完成していった主著『教行信証』のうち、総序・教巻・行巻・信巻・証巻をわかりやすく現代語訳。読みやすさ、訳の美しさにこだわり抜いた、教学研究所渾身の一冊。
『真宗聖典』所収の『教行信証』に基づいた書き下し文を上段、その現代語訳を下段に配置し、書き下し文中の難解な用語を簡単に説明した脚註、さらに詳しい説明を要する用語は巻末に語註を掲載。また巻末には訳註、索引も。
※下巻は今後刊行予定です。定価:3,800 円(税別) A5判 476頁
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お聖教に学ぶ1 嘆仏偈
1983年に発行された「聖典シリーズ」の一つで現在絶版となっていた『嘆仏偈講話』を体裁・内容・表現などを見直し『お聖教に学ぶ1 嘆仏偈』として再刊。新たに脚注を設け、文字を大きくし、より読みやすくなった。
定価:500 円(税別) A5判 78頁
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お聖教に学ぶ2 勧衆偈
好評の『嘆仏偈』に続いてシリーズ2巻目。念仏の教えを勧める善導大師の切なる偈、「願以此功徳」の回向の出典としてもなじみの深い「勧衆偈」のこころにたずねていく。
定価:500 円(税別) A5判 66頁
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親鸞『教行信証』(現代語訳)―鈴木大拙の英訳にもとづく現代日本語訳―
仏教哲学者・鈴木大拙氏による『英訳 教行信証』を、現代の日本人にも読みやすい形に日本語訳。「仏教にあまりなじみのなかった人にも、親鸞聖人の思想が伝わるように」という願いが込められた一書。
定価:2,500 円(税別) 縦235mm×横155mm 276頁
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顯淨土眞實敎行證文類(坂東本)翻刻
宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念事業として行われた親鸞聖人真筆の『教行信証』坂東本の翻刻。
坂東本と頁を合わせながら、精確に活字化。
親鸞聖人の思索の跡が再現され、『教行信証』制作の真意にふれることができる。
定価:18,000 円(税別) B5判3冊組・箱入り 翻刻篇 788頁、附録篇一 278頁、附録篇二 642頁
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坂東本『顯淨土眞實敎行證文類』角点の研究
2003年7月から2004年7月まで行われた宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念事業『教行信証』坂東本の修復作業において新たに発見された、角点(象牙・竹・木などの先を尖らせて作った角筆によって記載された文字や符号等)の全容を明らかにした調査報告。
論考篇、影印篇、移点資料篇、角点索引篇を収載し、角点に関する最新の研究の成果にふれることができる内容となっている。
定価:15,000 円(税別) A4判上製・箱入り 534頁
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単行本
真宗文庫 親鸞の仏道―『教行信証』の世界―
親鸞の主著『教行信証』。一般には、親鸞が浄土真宗興起のために
思索を重ねて築きあげた教義の体系であると思われているが、
その底に流れるものは、「誓願一仏乗」の仏道に至りついた親鸞の表白である。
本書は、その親鸞の肉声への読者をいざなう。定価:750 円(税別) 文庫判 292頁
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単行本
真宗文庫 浄土真宗の教え―真実の教・行・信・証―
親鸞聖人が、生涯をかけて推敲を重ねた主著であり、浄土真宗の根本聖典である『教行信証』(『顕浄土真実教行証文類』)をやさしくひもとく。
真理が事実としてはたらく“ほんとうの教え”をたずね、私たちの生き方を問い直す一冊。定価:750 円(税別) 文庫判 268頁
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『御文』のこころ―蓮如上人からの手紙―
500年以上もの間、民衆の暮らしの中で拝読され、親しまれてきた蓮如上人の『御文』。
今もなお、念仏に生きる生活を培い、人々の宗教心を育み続ける、この力ある手紙に込められた上人のこころをたずねる。「末代無智」、「白骨」など、『真宗大谷派勤行集』(赤本)収載の4通を含む代表的な御文8通の意訳と、あじわいをつづる一冊。定価:1,200 円(税別) B6判 136頁
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顕浄土真実教行証文類 翻刻篇 縮刷版
親鸞聖人真筆の『顕浄土真実教行証文類(教行信証)』坂東本を、頁を合わせながら精確に活字化した一冊。親鸞聖人が何度も思索と推敲を重ねた跡が忠実に再現され、『教行信証』制作の真意にふれることができる。読みやすさや学習にも配慮し、脚注や補註も併載。
※本書は、宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌を記念して出版した『顕浄土真実教行証文類 翻刻篇』を、宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃事業を機縁に、縮刷版として刊行したものです。
定価:4,000 円(税別) B6判 788頁
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浄土からの道-二河白道の譬えに聞く-
〝どうせ何もない〟〝人生こんなものだ〟…。時に生きることに行き詰まり、なげやりになってしまう私たち。欲望と怒りの絶えない人生に、歩むべき確かな道は、帰るべき故郷(ふるさと)はどうすれば見いだせるのか。
善導大師がつくられ、親鸞聖人が大切にされた「二河白道の譬え」に、人生を丁寧に生き抜く道をたずねる。
定価:1,000 円(税別) A5判 184頁
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親鸞の主著 『教行信証』の世界
宗祖親鸞聖人の主著であり、浄土真宗の根本聖典とされる『教行信証』。本書は、この『教行信証』制作において親鸞聖人が担った課題、著述にあたって聖人がとった独特な方法論などを読み解き、そこに書き残された〝凡夫が仏に成る〟仏道を尋ねる。『教行信証』を読むための視座をたしかめる一冊。
※本書は、月刊誌『同朋』(2016年7月号~2018年6月号)に連載された延塚知道氏の「『教行信証』の世界」(全24回)に加筆・修正をいただき、書籍化したものです。定価:1,600 円(税別) 四六判 360頁