一般書・単行本
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歎異抄【改訂版】
『歎異抄』学習用のテキスト。
原文・脚注に加え、大谷大学名誉教授・寺川俊昭氏による「『歎異抄』を読む人のために」と題したわかりやすい解説付き。
定価:275 円(税込) B6判 80頁
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清沢満之の精神主義
他力信念の実践に生き切った清沢満之の「他力の救済」「絶対他力の大道」「精神主義」「我が信念」の4編を収載。思想信仰がやさしく端的にうかがえる一冊。
定価:110 円(税込) A5判 32頁
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『教行信証』の基礎講座
著者・蓬茨祖運(ほうしそうん)氏は親鸞聖人の主著『教行信証』について「われわれにとって真実の道しるべとなる言葉が、一つの身体の組織のようなかたちをとって集められております」と語る。本書ではその『教行信証』を「真実の教」「真実の行」「真実の信」「真実の証」の四講に分けて概説する。
『教行信証』を通して、真宗とは何かということを概説した講義録。各章ごとに重要語句の後註を掲載。長年読み継がれたロングセラー。定価:1,650 円(税込) B6判 358頁
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雑草の輝き―歎異抄に学ぶ
『歎異抄』各章を、現代の言葉でわかりやすく解説し、『歎異抄』のこころを学ぶ。長年読み継がれてきたロングセラー。原文と意訳付き。
定価:1,100 円(税込) B6判 292頁
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仏の名のもとに―部落差別問題学習テキスト―
部落差別をどのように学ぶか/部落差別をどのようにして生みだしたか/いかにして部落差別を克服するか、の3章で構成されている。 部落差別が、我々の歴史の中で生み出されてきたことへの反省を通して、一人ひとりの課題を明らかにする部落差別問題学習テキスト。
定価:440 円(税込) B6判 124頁
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我、他力の救済を念ずるとき―清沢満之に学ぶ(同朋選書4)
清沢満之の代表的著作である「他力の救済」「絶対他力の大道」「精神主義」「我が信念」「かくの如く如来を信ず」から、清沢満之の生涯と思想を二人の著者が語る。長年読み継がれてきたロングセラー。
寺川俊昭述「他力の救済」「絶対他力の大道」「精神主義」「我が信念」
大河内了悟述「かくの如く如来を信ず」定価:1,100 円(税込) B6判 242頁
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親鸞の仏教史観
昭和10(1935)年に行われた曽我量深師の還暦記念講演をまとめた一冊。
「浄土真宗とは親鸞聖人が体験された新しい仏教史観である」。
「釈迦の説いた教え」としての唯物的な仏教の歴史ではなく、それをも含んだ、念仏の伝統、本願の展開の歴史を自らに証された親鸞聖人。本書はその仏教史観にふれ、仏教の根幹をあきらかにする。定価:880 円(税込) B6判 164頁
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本廟物語―東本願寺の歴史―
真宗本廟(東本願寺)は無数の念仏者をはぐくみ、宗祖の御前で自らの信を確かめてきた聞法者の歓喜と謝念によって伝承護持されてきた。本願寺の誕生から東西分派、両堂再建までの歴史を明かす。
定価:1,100 円(税込) B6判 140頁
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近代大谷派の教団―明治以降宗政史―
1868(明治元)年から1981(昭和56)年の宗憲改正までの114年間の近現代における大谷派の宗政の変遷をたどる。略年表付。
定価:3,300 円(税込) A5判 372頁
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魂(いのち)萌ゆ―暁烏 敏の世界
清沢満之門下の三羽烏の一人と謳われ、後年「念仏総長」として人々に親しまれた暁烏敏(あけがらすはや)のことばを紹介し、その生涯をたどる。
生涯、親鸞聖人の証した仏道に生き続け、大衆の声に耳を傾けとおした暁烏敏のことばの数々。一語一語が読む者の心をうつ。定価:1,320 円(税込) B6判 246頁
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信の回復 同朋選書16
「内なる靖国」とどう向き合うか。
靖国問題について、なぜこのことが真宗門徒にとって信心の本質にかかわる問題であるのかを明らかにする。靖国について問いつづけた念仏者の遺著。定価:1,320 円(税込) B6判 202頁
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親鸞聖人伝絵―御伝鈔に学ぶ―
親鸞聖人の生涯を伝える絵巻物『本願寺聖人伝絵』。
その詞『御伝鈔』と、絵『御伝絵』に意訳・解説を付し、丁寧に読み解く。
報恩講での御伝鈔拝読の際にぜひ持っておきたい一冊。定価:1,980 円(税込) A5判 168頁
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民衆の中の親鸞 同朋選書18
自らを「愚禿」と名のり、民衆の中に生き、民衆の一人としてその生涯を尽くされた親鸞聖人。その聖人のことばから、親鸞聖人が人びとの中にどのように入っていき、人びとの中に何を形成してきたかを明らかにしていく。
定価:1,100 円(税込) B6判 202頁
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専門書
死刑制度と私たち 真宗ブックレット3
死刑がなくなれば犯罪は増える―残酷な事件が起こると、
当然のように死刑はやむを得ないと考えてしまう。
一人ひとりの「日ごろのこころ」を問い、死刑制度とは何かを考える。定価:330 円(税込) A5判 92頁
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専門書
エイズという時代 真宗ブックレット4
エイズをめぐって、病気を差別という視点から考え、
座談・インタビューなどにより、今、仏教者が問われている課題をあきらかにしていく。定価:440 円(税込) A5判 97頁
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専門書
戦後50年の光と闇 真宗ブックレット5
終戦から長い月日が流れ、平和と繁栄に飾られた間に、
私たちが見失ってきたものとは何だったのか。
まさしく闇につつまれ、光を見失っている私たちのあり方を考える。定価:440 円(税込) A5判 112頁
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専門書
宗教 この問われるもの 真宗ブックレット6
最も深い宗教的混迷をかかえた時代に生きる私たち。
現代人の深い苦しみの根源を探り、
「宗教」とは何か、そして真実の教えとは何かを問いかける。
定価:550 円(税込) A5判 120頁
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女と男のあいだで(ひととひとのあいだで) 真宗ブックレット7
「女らしさ」や「男らしさ」にとらわれている私たちの日常をあらたな視点で見つめなおし、性差別の問題を念仏者の課題としてどう受けとめていくかを提起する。
定価:550 円(税込) A5判 100頁
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いのちを奪う原発 真宗ブックレット9
原発の問題はいのちの問題である。
元被曝労働者や被曝労働で息子を亡くした方へのインタビュー、寄稿「原子力の虚構と実像」
「『ヒバク―原爆被爆、原発被曝』その差別の構造」、また原発誘致に揺れた能登半島・珠洲市の
出来事などを収載。原発を容認してきた時代と私たちのあり方、浄土観を問う。
定価:550 円(税込) A5判 128頁
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念仏者と平和―改憲・教育基本法「改正」問題と私たち 真宗ブックレット12
改憲問題、教育基本法「改正」問題でゆれている現在、戦後日本の何が問われているのか。
平和は武力でしか守れないのか。果たして、日本の伝統文化や学校教育の崩壊は、
教育基本法の欠陥によるものなのか。
同朋社会の顕現を目指す私たちのあるべき姿を確認し、
念仏者の願う平和について模索する。定価:550 円(税込) A5判 106頁
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原発震災と私たち―いのちを奪う原発② 真宗ブックレット13
2011年3月の福島第一原発事故によって、あらためて私たちは人知の闇の深さをつきつけられることとなった。
事故によって露呈した原発の問題性をあらためて見つめ、被ばくがもたらす悲しみ・痛みが映し出す人間と国家のありかたを問い直す一冊。
定価:1,100 円(税込) A5判 168頁
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蓮如上人五百回御遠忌法要記念出版 蓮如上人絵伝の研究
本願寺中興の祖・蓮如上人の生涯の遺徳讃嘆を顕した蓮如上人絵伝。
蓮如上人の研究家が全国の真宗寺院を調査、史実と伝承の世界を紹介する、これまでにない絵伝の研究書。
※現在、在庫切れです。定価:11,000 円(税込) A4判 314頁
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蓮如上人と現代 付 拾塵記
御文・相伝義書・中世日本史・現代市民社会の研究テーマをまとめた蓮如論集。
蓮如上人の子息・実悟著『拾塵記』の解説も付し、上人像を深く探る。定価:6,600 円(税込) A5判 330頁
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御文の分位
蓮如上人の『御文』の教団における教化、教学上の位置と意義、その分限を再確認し、真宗が、教団がどのような方向性をもつべきかをさぐる。1997年中央同朋会議録。
定価:880 円(税込) A5判 122頁
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真実を求めて 蓮如上人私記 同朋選書21
『御文』『御一代記聞書』をはじめ、『蓮如上人遺徳記』などの多くの伝記史料をもとに、蓮如上人の一生と、上人の生きた時代背景をたどる。
真宗再興に生きた上人のすがた、こころに思いを馳せながら、真宗における上人の存在の真の意味を問い直す一冊。定価:880 円(税込) B6判 222頁
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真宗の教学における宿業の問題 第二巻
真宗教学における「宿業」についての主要論文4編を収載。
「善悪因果論の問題性についての序論」(西田真因)、「親鸞における宿業の問題」(幡谷明)、 「仏教の業論から見た宿業問題について」(雲井昭善)、「宿業―その論理と倫理」(安冨信哉)
※第一巻は品切れです。定価:2,750 円(税込) A5判 236頁
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いっしょに大きくなぁーれ ―はじめて真宗保育にであう本―
Q&A形式で、子どもたちのさまざまな問いかけに耳をすまし、その子どもの問いかけをとおして、大人たち自身が本当に大切なことを発見し、子どもとともに育っていく保育を探る。
定価:1,320 円(税込) A5判 170頁
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南無阿弥陀仏のいわれ―善導大師・親鸞聖人に学ぶ 同朋選書22
「目覚めなさい」の呼び声が聞こえますか?
お念仏とは何か。南無阿弥陀仏の六字は何を意味しているのか――真宗の本尊「南無阿弥陀仏」を、善導大師の六字釈、親鸞聖人の六字釈を通して明らかにする。定価:1,100 円(税込) B6判 178頁
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南無阿弥陀仏のすがた―慚愧の御遠忌・「御文」聴記 同朋選書23
本書は蓮如上人五百回御遠忌を機縁として講義された。
善導大師・親鸞聖人の教えに聞いた同朋選書22『南無阿弥陀仏のいわれ』の続編。
この2冊を通して、故平野修氏による善導・親鸞・蓮如三師の六字釈が明らかにされる。定価:1,100 円(税込) B6判 158頁
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真宗文庫 歎異抄聴記
昭和17(1942)年7月11日~8月10日に曽我量深師によって講ぜられた真宗大谷派安居本講の講録。
『歎異抄』についての古今独歩の講義といわれ、いまだに不滅の光芒を放つ『歎異抄聴記』。昭和22(1947)年の初版刊行以来、再版・改版を重ね70年以上にわたって連綿と読み継がれてきた名講義が、文庫本になって登場。
単なる『歎異抄』の解釈ではなく、『歎異抄』として顕現してきている弥陀の本願の世界に著者自身が直入し、〈真宗〉の世界そのものを探求する。語句及び内容の解説を付す。
定価:1,650 円(税込) 文庫変形 556頁
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大悲に生きる―歎異抄に聞く― 同朋選書24
本書では、『歎異抄』からいったい何を学び、そして学ぶことによってどういう自分に、どういう世界にめぐり遇うことになるのか、念仏の信心においていったいどういう生き方が確立されてくるのかを明らかにする。
定価:1,320 円(税込) B6判 274頁
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高光大船の世界 道ここに在り
清沢満之の門下として、暁烏敏(あけがらすはや)、藤原鉄乗(ふじわらてつじょう)とともに“加賀の三羽烏”と呼ばれた高光大船(たかみつだいせん)。本書は、高光師の信心の世界をテーマ別に編集した語録集。師のつむぎ出されたさまざまなことばを紹介し、その生涯をたどる。
定価:1,320 円(税込) B6判 236頁
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和讃に学ぶ―浄土和讃
親鸞聖人は、だれもが念仏の教えに触れられることを願い、多くのご和讃を作られた。
この『和讃に学ぶ』シリーズは、親鸞聖人が作られたご和讃のなかで、『真宗大谷派勤行集(ごんぎょうしゅう)』に収められている48首について、わかりやすく読み解いた聞法学習書。
本書は浄土和讃編として、勤行集に収められている「浄土和讃」の18首について著す。
※現在、在庫切れです。定価:880 円(税込) B6判 242頁
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和讃に学ぶ―高僧和讃
親鸞聖人は、だれもが念仏の教えに触れられることを願い、多くのご和讃を作られた。
この『和讃に学ぶ』シリーズは、親鸞聖人が作られたご和讃のなかで、『真宗大谷派勤行集(ごんぎょうしゅう)』に収められている48首について、わかりやすく読み解いた聞法学習書。
本書は高僧和讃編として、勤行集に収められている「高僧和讃」の12首について著す。定価:880 円(税込) B6判 178頁
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和讃に学ぶ―正像末和讃
親鸞聖人は、だれもが念仏の教えに触れられることを願い、多くのご和讃を作られた。
この『和讃に学ぶ』シリーズは、親鸞聖人が作られたご和讃のなかで、『真宗大谷派勤行集(ごんぎょうしゅう)』に収められている48首について、わかりやすく読み解いた聞法学習書。
本書は正像末(しょうぞうまつ)和讃編として、勤行集に収められている「正像末和讃」の12首と、「皇太子聖徳奉讃」6首について著す。
定価:880 円(税込) B6判 262頁
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真宗門徒
真宗門徒であるということが見えなくなってきつつある今日、真宗門徒とは、そして真宗門徒として共に歩むことの願いを語りかける一冊。
真宗本廟(東本願寺)における住職修習での和田稠氏の講義「真宗門徒の生活」・「私の歩み」を収録。定価:440 円(税込) A5判 80頁
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願心を師となす 同朋選書25
故藤元正樹氏が、東本願寺高倉会館の日曜講演や彼岸会仏教講座などで行った講話を収載。
人間の知性としてのヒューマニズムの限界性の露見や、宗教が心の作用の問題と矮小化され行き詰まっている今日の状況にあって、浄土真宗に依って生きることの意味を問い直し、確かめる一冊。
表紙絵と本文中の挿絵は、藤元氏が生前おりおりに描かれた墨絵を用いた。定価:1,100 円(税込) B6判 178頁
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釈尊 生涯と教え
「八相成道」として説かれる釈尊の生涯とその教えに学び、私たちが生きていく上で何を課題とし、真に求めるべきものは一体何であるのかを問いかけていく。豊富な写真、図版、年表も収載。
定価:550 円(税込) A5判 136頁
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七高僧ものがたり―仏陀から親鸞へー
親鸞があらわした「正信偈」や「和讃」に登場する七高僧とは、いったいどのような人たちなのか?この高僧たちは、どのような時代を生き、人々に浄土の教えとして何を伝えたのか?
私たちにまで伝えられた仏教の歴史とことばの響きが、物語として、いま語りだされる……。定価:1,320 円(税込) 四六判 112頁
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いま、共なる歩みを―ハンセン病回復者との出会いの中で―
時がたつにつれ「ハンセン病問題は終わったのではないか」という声を聞く。
しかし、人間を隔離し排除してきた私たちの側の課題への取り組みは、決して終わったわけでなく、また終わるものではない。本書は、ハンセン病問題の過去から現在、そして未来に目を向け、私たちが歩むべき道を明らかにしていく。国の隔離政策に同調してきた大谷派の歴史から問い返されていく歩みを進める一冊。定価:1,980 円(税込) A5判 350頁
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本願に生きる
「真宗本廟(東本願寺)育成員研修会」の講義録。
「この国の現実にあって、われら法蔵の願心を開かん」と題して話された宮城氏の講義を、「真宗における個と公」と「本願に生きる」の2編に分けて収載。本願に生きる場とは私たちが生きる現実である。その中で「心閉ざしている自我が打ち倒されて人間としての地平に呼び戻されること」が願われていると著者は語る。定価:880 円(税込) A5判 128頁
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近代大谷派年表
1848(嘉永元)年から1998(平成10)年までの大谷派教団の歴史をたどる。
年表のほかに、歴代宗務総長、大谷大学・九州大谷短期大学・同朋大学学長、専修学院長、大谷派講師、両堂再建時の図面、また諸宗教と一般の動きも掲載。
『近代真宗大谷派年表』の第二版として発行されたもので、1977(昭和52)年からを増補。
定価:4,400 円(税込) B5判 378頁
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清沢満之 生涯と思想
明治という激動の時代において、真宗大谷派教団の改革と宗教的真理の解明に取り組んだ近代真宗教学の先駆者、清沢満之(きよざわまんし)の生涯とその思想について紹介する。
定価:1,320 円(税込) A5判 182頁
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真宗を学ぶ 同朋選書26
親鸞聖人が著された『愚禿鈔』を手がかりに、南無阿弥陀仏とは何か、念仏とは何かということを講義された、真宗の入門書。巻末に著者の自筆原稿「溝にかかる橋」を収載。
定価:1,320 円(税込) B6判 288頁
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悲しみに身を添わせて 同朋選書28
「苦しみを苦しみ、悲しみを悲しんでいる人たちが周りにはいます。どうかその人たちの声を聞いてください。その人に身を添わせてください。」と著者は語りかける。
児童養護施設長であった著者が、さまざまな人びととの出会いの中で、「いのち」の尊さ、人が共に生きる大切さを語る。目の前の人の苦しみに身を添わせ、その苦しみを苦しみと受け取っていくとき、必ずあなたの中に聞こえてくることがある――
同朋大学新入生研修会の講演、北海道教区教化委員会での講演『私的「真宗」』、及び戯曲「アジャセ」を収める。定価:1,100 円(税込) B6判 232頁
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ブッダと親鸞―教えに生きる
ブッダは生涯の中で、何に苦悩し、何を問題として生きていかれたのか。また、親鸞聖人はそのブッダの教えをとおして、人間が抱える問題にどのように向き合っていかれたか。そこから私たち一人ひとりがブッダと出会う道を考える。
定価:1,100 円(税込) A5判 152頁
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念仏者として独立せん
「念仏を理解してから念仏申そうとするのではなく、まず、念仏申そうと思い立つこと。そのような法然上人の言葉が聖人の耳の底にあるのでは・・・。」
親鸞聖人が『教行信証』を制作されたおこころを読み解き、私たちが直面する現実のさまざまな問題に照らし合わせて『教行信証』のことばを深くいただき直す。定価:2,750 円(税込) A5判 392頁
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教如上人と東本願寺創立―本願寺の東西分派
戦国時代に、東本願寺を創立した本願寺第十二世教如上人の願いを究明する。旧来の解釈を破り、
新出史料や教如上人の交流関係をわかりやすく示し、東西本願寺の分立の真意に迫る。定価:1,320 円(税込) A5判 136頁
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歎異抄に学ぶ 同朋選書29
著者が『歎異抄』の各章の中から一節を取り上げ、『歎異抄』のこころを語る。
真宗の教えに出遇った人々の生活がいきいきと語られている一冊。定価:880 円(税込) B6判 128頁
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教行信証に学ぶ―生活指針としての念仏 同朋選書30
善人が悪人となり、愚者が賢者となって修行に耐えて仏陀のさとりを得るとされてきた従来の仏教観に対して、生死罪濁の凡夫がさとりを得る。それも「ただ念仏」によるとの新しい仏教観が法然、親鸞によって打ち建てられた。しかし、そのことがどうして可能なのか、この課題に取り組み、論理的に明かすものが親鸞の『教行信証』であると著者はいう。 その聖人の仏教観が、私たちの生活とどのように関わっているのかを語る。
定価:1,320 円(税込) B6判 276頁
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対話 宗教への提言
本書は機関誌『真宗』2002年7月号から2003年6月号までの全12回にわたって連載した「対話 私たちはどこに立っているのか」を読者の要望に応えて単行本化したもの。児童福祉、アジア問題、哲学、経済、思想、憲法改正問題、医療、環境など様々な現場で真摯な発言と実践を繰り広げている方々に宗教に対する提言をいただき、親鸞聖人があきらかにされた教えを聞く私たち真宗門徒・僧侶が立っていく視点を深める。
定価:2,420 円(税込) A5判 380頁
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人と生まれて 同朋選書32
人として信じられない事件が巻き起こるこの時代社会にあって、あらためて自分のいのち、他のいのちの大切さとともに、そのいのちのつながりを考えていくなかで、人として生まれた意味を、親鸞聖人があきらかにされた仏法に依りながら若者とともに考えていく。
定価:1,100 円(税込) B6判 176頁
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不可思議な日常
何気ない日常のなかで、思わず吹き出したりニンマリしたり、時にはチクリとささる人のこころのありようを独特の感性で描く。生きることの意味をあらためて問い直す身近な哲学書。
定価:1,650 円(税込) B6変形判 304頁
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えにしをことほぐ
詩人・吉野弘さんの「祝婚歌」と、寺川俊昭氏のメッセージ「結婚するお二人へ」を収録した結婚記念本。
皆さまのご要望にお応えするかたちで、装いも新たに改訂発行いたしました。ご結婚されるお二人や、お二人にご縁のある方々へのプレゼントとして最適です。お祝いのメッセージを書き込めるページもございます。定価:660 円(税込) B6判 32頁
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念仏者の世界―歎異抄に聞く(二) 同朋選書33
「『真宗』ということは私どもの人生の根源が決まることです。本当にかけがえのない人生として、確立していく。定まってくる。そういう大事な道を開いてきた、それが南無阿弥陀仏の伝統なんだと」(本文より)
本書は『同朋選書24 大悲に生きる―歎異抄に聞く』の続編。
念仏の教えに縁を結ばれるようになっても、なかなか確信が持てない私たち。『歎異抄』をとおして、「念仏のみ」と教えてくださる親鸞聖人の教えに深く耳を傾け、私たちが今日の時代を生きていく道を学ぶ。定価:1,320 円(税込) B6判 292頁
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存在の大地
人間が、自分の大地を喪失し大きな悲しみと畏れに陥ったとき、その闇のただ中から光を求めてどんな一歩を踏み出すのか。人間にとっての大地は「自分の居場所」にほかならない。
9・11同時多発テロ以降、世界は何を失ったのか―。存在のよりどころを失った現代文明の闇を打破る方法を模索する、渾身の鼎談。定価:1,540 円(税込) B6変形判 216頁
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日暮らし正信偈 同朋選書34
仏法を聞き続けること40余年。様々な人びととの出会いをとおして親鸞聖人の教えを学んできた著者とともに「正信偈」をもう一度学び直す、真宗門徒のための正信偈入門。著者が見聞きしてきた親しみやすい譬え話が満載。
定価:1,100 円(税込) B6判 250頁
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悲の海は深く
さまざまな職業を経て作家となり、ひとり息子を亡くされて浄土真宗の教えに帰依していく著者の折々の思いが克明に描かれた渾身の一著。深く重い人間中心の知恵(人知)の闇を破り、生死の矛盾を超えて仏の教えと親鸞聖人の信心を語り明かす。浄土真宗の入門書としても、座右の書としても読んでいただきたい一冊。
定価:1,540 円(税込) 四六判 172頁
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親鸞聖人, 単行本
自分探しの旅へ
「ほんとうの私ってどこにいるの?」
「自信がもてない自分」
「なぜ人を殺してはいけないの?」・・・。
そんな悩みや問いを、お釈迦さまや親鸞聖人の教えをキーワードに考えていく。定価:1,760 円(税込) 四六判 224頁
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生きるということ 同朋選書35
熊本と大阪両教区の青年研修会講義録。
「自身を生き尽くそう。人生は信頼に値する意義がある」と語り続けた著者。
混迷する現代社会のなかで、自らが主体的に生きるということはどういうことなのか。「このままでは終わりたくない」「こんなところにいたくない」という私たちの心の叫びから、親鸞聖人の生涯・教えをとおして、生きる出発点を見出す。定価:1,100 円(税込) B6判 232頁
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親鸞に出会うことば
親鸞聖人の語られた多くの言葉の中から、今なお著者の心にひびき続ける31の言葉を選び、意訳と随想でわかりやすく解説。
一日一話ずつ読み進められる一冊。
時代を超えて、現代にまで伝え続けられてきた聖人の、力強く、やさしい言葉にふれていく。定価:880 円(税込) 新書判 136頁
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真宗門徒になる 同朋選書36
「信じる」「信仰を得る」ということは、どんな意味を持つのであろうか。
親鸞聖人の教えと哲学者キェルケゴールの思想を対比しながら、「信」の問題を掘り下げる。定価:880 円(税込) B6判 176頁
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単行本
親鸞聖人に学ぶ―真宗入門
人間・念仏・本願・信心・生活をテーマに、親鸞聖人のあきらかにされた真宗の教えに学ぶ。
私たちは本当に仏に成れる身であるのか。
日ごろ当たり前にしている自分の人間観を著者とともにたしかめていく。定価:1,650 円(税込) 四六判 254頁
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念仏に生きるとき 同朋選書38
私たちは家族で宗教をどのように伝えていけばいいのか?
現代社会のなかで起こるさまざまな問題から、家族で宗教をどのように考えていくかを丁寧にたずね、私たちにとって「南無阿弥陀仏」とは何かを考えていく。定価:1,100 円(税込) B6判 232頁
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地上に立つ宗教 同朋選書37
日常生活の中で、社会の中で、仏法を聞くとはどういう意味を持つのか。私たちが救われざる者として、根源的に連帯し得る自覚、そういう「国土」が開かれているかどうかを問い直す。
(あとがきより抜粋)
‥‥私達の生きる国のその、私達の脚下に、大地を感覚することこそ、人間の救いなのです。
それを、先生は「地上に立つ宗教」として、宣言されているのです。‥‥梶原敬一氏定価:1,100 円(税込) B6判 200頁
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わが心の歎異抄
『歎異抄』は「人間を考える書」であるという著者が、『歎異抄』の言葉から、その魅力を伝える。
第一部は著者自身の生き方と『歎異抄』の関わり、第二部は『歎異抄』の著者とされる唯円の人物像や、『歎異抄』成立についての最新の研究成果を載せる。
※こちらは2007年発行の単行本版です。真宗文庫版ではございません。定価:1,540 円(税込) 四六判 222頁
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単行本
あなたがあなたになる48章
迷ったり、不安になったり、自分自身がわからなくなったり・・・
そんな私たちに「大丈夫、心配ないよ」と、語りかけるメッセージ集。
48の視点から「私が私として生きる」ことを考えていく。定価:880 円(税込) 新書判 200頁
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大谷派なる宗教的精神―真宗同朋会運動の源流―
2011年に宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌、2012年に真宗同朋会運動発足50年を迎えたことを機縁として、清沢満之・曽我量深・金子大榮・安田理深・高光大船などの先人の偉業をたずね、真宗同朋会運動を学び直す。
「純粋なる信仰運動」として始まった真宗同朋会運動の原点を、明治から運動発足にいたるまでの精神史から辿る一冊。定価:1,100 円(税込) A5判 354頁
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恵信尼消息に学ぶ
親鸞聖人の妻、恵信尼が遺した十通のお手紙、「恵信尼消息」。
それを、第一通から第二通、第三通から第六通、第七通から第十通の三つに分け、当時の時代背景と共に丁寧に読み解く。そこから、親鸞聖人や恵信尼の生きた姿、その時代の家族や生活のあり方、そして、そこに息づいた教えが見えてくる。
2007年6月に日豊教区(大分県)の四日市別院で行われた、日豊教区坊守会での今井雅晴氏による講義をまとめた書籍。定価:1,100 円(税込) B6判 154頁
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仏道に生きる
「孤独が怖い」と言う若い人たち。
孤独で淋しいのでなく、「怖い」。そこに若い人たちの呻きがあると著者は言う。
人は誰からも見離されている、見捨てられていると感じたとき、どうしようもない孤独感に襲われる。そういう孤独は、ただ独りぼっちになるのでなく、もっと深く私が私自身を見失っているということを伴うからである。
人との関わりをもって生きたいと願いながらも、自分の思いから離れられない私たち・・・。
そんな私たち人間へのあたたかいメッセージ!
大谷専修学院での、仏道を歩もうとする人たちに向けた著者からのメッセージ(2003年)をはじめとした講演をまとめた一冊。定価:1,760 円(税込) 四六判 252頁
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親鸞讃歌
大谷大学名誉教授の寺川俊昭氏の書き下ろし。
歴史研究書でも思想研究書でもない、新しい親鸞聖人のものがたり。
著者・寺川氏が、一人の人間として讃仰の思いをもって親鸞聖人に向かい、その生涯の歩みにしたがって感応のままに親鸞聖人を尋ね、表白した一冊。
定価:1,980 円(税込) 四六判 270頁
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時言
その時代、その社会にある問題は、そこに生きる人間のすがたを照らし出す。
様々な現代の問題に照らし合わせて、自分のあり方を見つめ直す。
本当に大切なことは何なのか。そのことを考える手がかりとなる一冊。
『同朋新聞』紙上で、30年以上にわたり連載が続いたコラム「時言」。著者が担当した1995年から2007年までの連載の中から62篇を収載。定価:880 円(税込) 新書判 144頁
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真宗の基礎 同朋選書39
親鸞聖人が説かれる「非僧非俗」「知恩報徳」「真俗二諦」などのことばや『大無量寿経』の十八願、『教行信証』の後序をとおして、私たちにとって聖人の教えがどのような意味を持つものかをあらためて考えていく。
定価:1,100 円(税込) B6判 208頁
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写真紀行 おのずからしからしむ―人間・親鸞のいのちとこころ、その生涯に歩く
比叡山での修行、法然との出遇い、流罪後の越後の生活、関東での出会い、そして再び京へ……。
親鸞聖人が人生の行路で目にした光と陰を美しいモノクロ写真でたどる。写真家・井上隆雄氏が人間親鸞の感性を追い求めて綴った写真紀行。巻末には親鸞聖人年表、足跡略地図、主な関連写真も掲載。定価:2,750 円(税込) タテ297mm×ヨコ223mm 120頁
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親鸞聖人行実
本書は、親鸞聖人の事績を史料や聖人が書かれた書物を基にしてまとめたもの。1960年に発行された『親鸞聖人行実』の改訂増補版である。今回の改訂により、旧漢字を新漢字にあらため、年表をさらに見やすくするなど、より利便性を高めたものとなっている。また、近世に流布した親鸞聖人の生涯に関する伝承・伝説などの各種史料も掲載している。
定価:3,300 円(税込) A5判 474頁
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涅槃経の教え―「わたし」とは何か― 同朋選書40
親鸞聖人が大切にされた『涅槃経』で説かれている「王舎城の悲劇」を中心に、釈尊が救おうとはたらきかけている存在としての「わたし」とは何かを考えていく。
定価:1,100 円(税込) B6判 184頁
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宙返りの練習
迷い悩み苦しむからこそ見えてくる、「宙返り」のような気づきの転換とは?
現代を生きる人たちの苦しみや悩みに寄り添い、「わからない」という感覚を持ち、考え続ける作家・田口ランディさんとともに、「生老病死」について考える。
月刊『同朋』で連載された「宙返りの練習」が待望の単行本化。新たに書き下ろされたエッセイのほか、三橋尚伸さん(真宗大谷派僧侶・産業カウンセラー)との対談「お坊さんが教えてくれない肝心なこと」も必読!定価:1,650 円(税込) 四六判 186頁
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真宗の実践 同朋選書41
〈信心〉と〈社会に生きること〉がなぜ別々になってしまうのか。自分は本当に真宗を生きていると言えるのか。「真宗門徒といえますか」という問いから、真宗に生きるとはどういうことなのかを、丁寧に考える。
定価:1,100 円(税込) B6判 148頁
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人間といういのちの相(すがた) Ⅰ―今、いのちがあなたを生きている
本書は、宗祖親鸞聖人750回御遠忌テーマ「今、いのちがあなたを生きている」を深める手掛かりとなることを願って出されたもの。
葬儀、自殺問題、介護、戦争、団塊世代、病、子育て…様々な現場のいのちの営みから、人間のすがた・苦悩を見つめていく。
同朋新聞2・3面連載のインタビューをまとめたシリーズ。定価:1,100 円(税込) A5判 170頁
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共なる世界を願って―アイヌ民族差別と大谷派教団
アイヌ民族差別に関する学習資料集。
真宗大谷派とアイヌ民族とのかかわりを紐解き、アイヌ民族差別問題を学ぶ。
①本当の共生を求めるアイヌ民族の方々の願い、②人と人との出会いが妨げられてきた歴史、③真宗門徒としてアイヌ民族差別問題を学ぶとは何か、を基本に、北海道教区との協議を経て編集された。定価:1,320 円(税込) B5判 178頁
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人間といういのちの相(すがた) Ⅱ―今、いのちがあなたを生きている
本書は、宗祖親鸞聖人750回御遠忌テーマ「今、いのちがあなたを生きている」を深める手掛かりとなることを願って出された「人間といういのちの相」の第2弾。
第2巻である本書では、環境問題、薬物依存症、老い、死刑など様々な角度から人間のすがた・苦悩を見つめていく。
同朋新聞2・3面連載のインタビューをまとめたシリーズ。定価:1,100 円(税込) A5判 152頁
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人間といういのちの相(すがた) Ⅲ―今、いのちがあなたを生きている
本書は、宗祖親鸞聖人750回御遠忌テーマ「今、いのちがあなたを生きている」を深める手掛かりとなることを願って出された「人間といういのちの相」の第3弾。
第3巻である本書では、雇用問題、お念仏、葬儀、自殺問題などのテーマから私たち自身の人間のあり様や私たちの社会を見つめていく。
同朋新聞2・3面連載のインタビューをまとめたシリーズ。定価:1,100 円(税込) A5判 170頁
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人間といういのちの相(すがた) Ⅳ―今、いのちがあなたを生きている
本書は、宗祖親鸞聖人750回御遠忌テーマ「今、いのちがあなたを生きている」を深める手掛かりとなることを願って出された「人間といういのちの相」の第4弾。
本書では、生・老・病・死のそれぞれの苦悩と向き合ってこられた方々のインタビューを収載。おのおのが向き合った苦しみの中から、人間の相を見つめる。
同朋新聞2・3面連載のインタビューをまとめたシリーズ。
定価:1,320 円(税込) A5判 216頁
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人間といういのちの相(すがた) Ⅴ―今、いのちがあなたを生きている
人が生きる。そこには何があるのか――。人間の苦悩の現実を見つめ、さまざまな角度から人間の相(すがた)を尋ね続けるインタビュー集第5弾。 第5巻は、東日本大震災、そして原発事故から問われた課題、「生きる」という人間の根本問題をさまざまな視点から見つめる。16人の言葉から「人間」と「いのち」を考える。
同朋新聞2・3面連載のインタビューをまとめたシリーズ。定価:1,100 円(税込) A5判 168頁
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親鸞 生涯と教え
誕生から入滅までの、親鸞聖人の生涯とその教えを、7章に分けて解説。
引用資料に現代語訳を付け、また聖人の旧跡や史料の写真を使い、わかりやすさを追求。
聖人の生涯から、現代に生きる私たちに問いかけられる課題にも視点を広げる、親しみやすい一冊。
定価:880 円(税込) A5判 130頁
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生死出ずべき道 同朋選書42
生きていることに何か空しさを感じる…。「本当に今、ここに生きているんだ」という確かな実感がもてない私たちは、より良い「生」を手に入れようと「死」を遠ざけ、「生」のみを追求していく。「我、今ここにあり」と言える地に足をついた確かな生き方とは…。 九十年の生涯を尽くし、自己を厳しく問い直し、念仏者としての生き方を追求してきた著者が、渾身の力を振り絞って放った最晩年のメッセージ。
定価:1,100 円(税込) B6判 140頁
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増補 親鸞
1959(昭和34)年に発行された『親鸞―その生涯と思想の展開過程』(三省堂発行)に著者の新たな研究成果を加えた改訂増補版。増補として「恵信―親鸞の回心―」「女犯偈」などを追加収載し、恵信尼の手紙から親鸞聖人の姿と念仏の教えを考察する。親鸞研究の歴史に大きな視点が提起された一書。
定価:5,500 円(税込) A5判 608頁
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観無量寿経の教え―仏との出会い 同朋選書43
親鸞聖人が大切にされた『観無量寿経』序分に描かれた「王舎城の悲劇」の物語。韋提希、阿闍世、阿難という三人それぞれの苦悩と仏との出遇いをとおして、真宗の教えを学び、私たち自身の生き方を考える。
定価:1,320 円(税込) B6判 264頁
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親鸞聖人の手紙から
晩年に帰洛した親鸞聖人が関東の念仏者たちに御消息(手紙)を送った背景には、「信仰とは何か」という人々の戸惑いがあった。著者は、その手紙に書かれた聖人のメッセージは、いよいよ迷いを深める現代の人間まで貫いていると説く。
本書は、御消息は、御消息集(善性本)、親鸞聖人御消息集(広本)、末燈鈔、親鸞聖人血脈文集などを取り上げ、そこにどんなことが書かれていたのか。聖人の生きた時代と現代の両時代において、人間の課題はどこで共通しているのか。手紙の言葉を手がかりに、現代に向かって問題提起をしていく。定価:880 円(税込) 新書判 136頁
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人間回復への道―ハンセン病と真宗
戦後における医療の発展とともに、不治の病ではなくなったハンセン病。
しかし今も全国15のハンセン病療養所で、約2500名の方が生活されている。医療が発展し、経済的な側面で豊かになった私たちにとって、ハンセン病はどこか遠い、自分には関係のない話のようになっているかもしれない。しかし、明治の終わりごろからハンセン病隔離政策がおこなわれ、そこに真宗大谷派教団も協力していた。
本書はそのような歴史にふれていただき、ハンセン病患者の方々から希望や、家族との絆など、さまざまなものを奪ってしまった過去に眼を向け、全ての人を同朋として見いだす眼差しを回復していただくことを願いとする。親鸞聖人以来、時代・社会に起こるあらゆる悲しみや苦しみと対峙し続けることを求めてきた真宗に生きる私たちとして、ぜひとも本書を手におとりいただき、あらためて親鸞聖人のみ教えと出遇う機会としていただきたい。
定価:275 円(税込) 新書判 80頁
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生きる力を求めて―Give Me the Power to Live―中村久子の世界
幼少期に両手両足を失った中村久子さんは、『歎異抄』との出あいをとおし、苦難の身の事実を引き受け、力強く人生を生き抜かれた。その「生きる力」溢れた生涯にふれる写真と、感動の言葉で綴る写真集。英訳を付す。
2011年、宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌期間中に真宗本廟(東本願寺)で開催された「中村久子展」の内容を網羅。“宗祖としての親鸞聖人”に出遇った人をとおして、いのちの尊さを問いかけ、生き方を見つめ直す一冊。定価:1,320 円(税込) タテ150mm×ヨコ135mm 208頁
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親鸞聖人
書いて学ぶ 親鸞のことば―正信偈
親鸞聖人の教えのエッセンスがつまった「正信偈」を、漢文・書き下し文の意味を確認しながら、書いて学ぶ一冊。見て・書いて・音読する、三段階の学びが実践できる。
同朋会などのテキストとしても利用できる、ていねいな意訳・語注・コラム付き。
定価:660 円(税込) B5判 72頁
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書いて学ぶ 親鸞のことば―和讃
「書いて学ぶ」シリーズ第2弾。
親鸞聖人が人々に親しみやすくつくられた和讃を、現代語訳と語句の意味を確認しながら、書いて学ぶ一冊。さらに書きやすくなったお手本で、見て・書いて・音読する、三段階の学びが実践できる。和讃のまとまりごとにより細かく解説したコラム付き。
定価:660 円(税込) B5判 72頁
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真宗本廟(東本願寺)造営史―本願を受け継ぐ人びと―
宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念出版
これまで四度の火災に遭いながらも、そのつど再建され、相続されてきた真宗本廟(東本願寺)。宗祖親鸞聖人に出遇う帰依処を守りたいと願った全国門徒の懇志・懇念によって守られてきた真宗本廟再建の歴史を解き明かす。真宗本廟造営・再建の歴史に建築・美術・文献など諸方面の研究者が迫る。新出の絵図面や、史料も豊富に紹介。定価:16,500 円(税込) A4判 816頁
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真宗文庫 親鸞の世界
半世紀前、各界の注目を集めた『親鸞の世界』が、真宗文庫として新装発行!!
1961年、宗祖親鸞聖人700回御遠忌を機に、当時の仏教会を代表する鈴木・曽我・金子の三氏が、西谷教授の司会で3日間にわたり京都・比叡山上において討論した世紀の記録。
2011年、親鸞聖人750回御遠忌を機縁に、新装改訂版として再び世に送るもので、まるで肉声が聞こえんばかりの激論に、50年前にタイムスリップしたように思わず引き込まれていく。
700回御遠忌の際に京都会館で行われた三氏の御遠忌記念講演も収録。
定価:1,650 円(税込) 文庫変形判 446頁
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響 いのちのひびき ことばのひびき~真宗と人間解放~
親鸞、差別、人間解放――。
在日コリアン、沖縄、アイヌ民族、部落差別…被差別の現実から立ち上がり人間解放の道を歩み続ける人たちに聞く。
高史明・佐喜眞道夫・阿部ユポ・山本義彦の四氏による誌上対談をはじめ、差別の現実を生きる人からのメッセージ、大谷派における差別問題の歴史解説を収録。
「同朋社会の顕現」に向けてこれから教団が歩むべき道を探る。定価:1,980 円(税込) A5判 217頁
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真宗教育シリーズ1 安心してがんばれる世界を
「そのままで尊い」という世界にふれることができれば、人は安心して自らの場において力を尽くすことができる。成果主義の世の中にあって、親鸞聖人の教えに基づく教育とは何かを語る。
定価:385 円(税込) 文庫判 80頁
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真宗教育シリーズ2 ほんとうに生きるということ
「共に助け合って生きる」世界に生きていこうと歩み出すことによって、私たち一人ひとりの身に「ほんとうの人間」になっていく人生が始まる。「人間で在ることの課題」に応えられた親鸞聖人の教えと共に、「浄土真宗」に基づく「真宗教育」とは何かを語る。
定価:385 円(税込) 文庫判 84頁
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真宗教育シリーズ3 非常識のススメ
現代は「非常識」や「異なり」は認められない。今の教育には失敗できるチャンスが与えられない。社会の価値観から、はみ出せない。では本当の自由とは、学びとは何だろうか。現代社会における「真宗教育」のあり方を語る。
定価:385 円(税込) 文庫判 88頁
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真宗教育シリーズ4 大きな願いに生きよう
本当のいのちの意味というものを互いに確かめあっていけるような社会とは。人間の持つ価値観を超えて、共に仏さまの大地に根を下ろして生きていこうと願う人間教育のあり方を、親鸞聖人や先人の教えから語る。
定価:385 円(税込) 文庫判 84頁
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真宗教育シリーズ5 苦悩を超えて歩む
苦しみや悲しみを超えて念仏の教えに生きた人たちの言葉に感動し、自分自身の生き方をあらためて見つめた生徒たちの心の動きを紹介しながら、親鸞聖人に学んでいく。
定価:385 円(税込) 文庫判 80頁
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真宗教育シリーズ6 「私」をあきらかにする仏教
近代理性主義における人間の問題を指摘しつつ、釈尊から親鸞へとつながる教えの根本にある思想をとおして、「生かされている私」であるという自覚に立った真宗教育のあり方を語る。
定価:385 円(税込) 文庫判 74頁
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専門書
聞思の人1 曽我量深集(上)
如来、本願、浄土、念仏、信心を明らかにし、真宗の要(かなめ)を説く。
シリーズ紹介
宗門の近代教学の礎を築いた曽我量深・金子大榮・安田理深・蓬茨祖運の各氏。その教えを丁寧に読み返し、私たちが今一度「聞思する姿勢」を問い直すことを願い新装発刊。同朋会運動展開の原動力を見出す必携書。
定価:1,650 円(税込) 四六判 280頁
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専門書
聞思の人2 曽我量深集(下)
「浄土は身にあたえられるものでなくて心にあたえられるものであります。」と真宗の生活を力強く語る。講義録の他に未発表論文「愚禿が心は」や、金子大榮氏に宛てた書簡を所収。
シリーズ紹介
宗門の近代教学の礎を築いた曽我量深・金子大榮・安田理深・蓬茨祖運の各氏。その教えを丁寧に読み返し、私たちが今一度「聞思する姿勢」を問い直すことを願い新装発刊。同朋会運動展開の原動力を見出す必携書。定価:1,980 円(税込) 四六判 304頁
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専門書
聞思の人3 金子大榮集(上)
真宗の人間観から、僧侶が教化を行うにあたっての原理・方法に至るまで明快に語る。「人間というものは、人間の力ではどうにもできないものとして成り立っている。」など、金子大榮師の言葉に出あえる。
シリーズ紹介
宗門の近代教学の礎を築いた曽我量深・金子大榮・安田理深・蓬茨祖運の各氏。その教えを丁寧に読み返し、私たちが今一度「聞思する姿勢」を問い直すことを願い新装発刊。同朋会運動展開の原動力を見出す必携書。
定価:1,650 円(税込) 四六判 284頁
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専門書
聞思の人4 金子大榮集(下)
仏教音楽や声明、「空」観と念仏の関係など、真宗教学の深い学びから様々なテーマで話された講義や論文を収載。下巻にはあらたに金子大榮氏の略年表が追加。
シリーズ紹介
宗門の近代教学の礎を築いた曽我量深・金子大榮・安田理深・蓬茨祖運の各氏。その教えを丁寧に読み返し、私たちが今一度「聞思する姿勢」を問い直すことを願い新装発刊。同朋会運動展開の原動力を見出す必携書。定価:1,650 円(税込) 四六判 270頁
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専門書
聞思の人5 安田理深集(上)
唯識をはじめとした仏教の深い学びから語られる講義、キリスト教の神学者との鼎談などを収載。「仏の世界を万人に公開する法が念仏である」など、安田氏の有名なことばにであえる。
シリーズ紹介
宗門の近代教学の礎を築いた曽我量深・金子大榮・安田理深・蓬茨祖運の各氏。その教えを丁寧に読み返し、私たちが今一度「聞思する姿勢」を問い直すことを願い新装発刊。同朋会運動展開の原動力を見出す必携書。
定価:1,650 円(税込) 四六判 196頁
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専門書
聞思の人6 安田理深集(下)
様々な講題で語られる中で「浄土」や「回向」を明らかにし、「仏教に一番大事なのは言葉に感動することなのではないかね」と、私たちに仏教を学ぶ姿勢について熱く問いかける。
シリーズ紹介
宗門の近代教学の礎を築いた曽我量深・金子大榮・安田理深・蓬茨祖運の各氏。その教えを丁寧に読み返し、私たちが今一度「聞思する姿勢」を問い直すことを願い新装発刊。同朋会運動展開の原動力を見出す必携書。
定価:1,650 円(税込) 四六判 240頁
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専門書
聞思の人7 蓬茨祖運集(上)
仏道を生活の中に実験しつづけ、親鸞聖人の教えを現代に蘇らせた人、蓬茨祖運。その教えを丁寧に読み返し、私たちが今一度「聞思する姿勢」を問い直す。
シリーズ紹介
宗門の近代教学の礎を築いた曽我量深・金子大榮・安田理深・蓬茨祖運の各氏。その教えを丁寧に読み返し、私たちが今一度「聞思する姿勢」を問い直すことを願い新装発刊。同朋会運動展開の原動力を見出す必携書。定価:1,650 円(税込) 四六判 256頁
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専門書
聞思の人8 蓬茨祖運集(下)
憲法9条の改正が論議されている今、真宗人としての態度を示す「政治で神をつくるな」や現代の人間観を問いただす「人間と宗教」などを収載。
シリーズ紹介
宗門の近代教学の礎を築いた曽我量深・金子大榮・安田理深・蓬茨祖運の各氏。その教えを丁寧に読み返し、私たちが今一度「聞思する姿勢」を問い直すことを願い新装発刊。同朋会運動展開の原動力を見出す必携書。定価:1,650 円(税込) 四六判 250頁
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写真集・図録
別院探訪
2000年7月号から2004年12月号まで真宗大谷派機関誌『真宗』で連載された表紙企画を再編集し、単行本化。全国に存在する別院の「これまで」を文字として、「いま」を写真として伝える一冊。地域の教化の中心道場たる別院の設立と変遷の歴史、地域の御同朋の信仰の歩みを記録するとともに、別院参拝時に活用できるようアクセスマップや年中行事等も掲載。
全国の真宗大谷派の別院について、その歴史や沿革を一つの書籍としてまとめたものはこれまで『本願寺誌要』(明治44年4月発行 大谷派本願寺誌要編輯局)しかなく、別院に関する貴重な歴史的資料ともなる書籍。
定価:3,080 円(税込) A5判 244頁
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念仏の救い
「あなたはいま、ほんとうの念仏と言われましたが、ほんとうの念仏って、どんな念仏なのですか」。著者の問いかけから、念仏のはたらきと阿弥陀如来の本願に遇うことの意味を改めて見つめなおす。また、日本語・英語・ポルトガル語の三ヵ国語を収載し、親鸞聖人の教えを世界へ向けて発信する一冊。
定価:1,100 円(税込) 新書判 182頁(日本語58頁)
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真宗文庫 浄土真宗―往生と不退―
あなたは、浄土真宗と他の宗教との違いがわかりますか。宗教があいまいになった現代だからこそふれてほしい、親鸞が見出した世界。
真宗大谷派の元教学研究所所長が最晩年に遺した「浄土真宗とは何か」を問う5回の講義録。昭和63年に初版が発行された単行本を真宗文庫で再発刊
定価:825 円(税込) 文庫判 240頁
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解読教行信証(上巻)
宗祖親鸞聖人が60歳過ぎから晩年にかけて常に筆を足して完成していった主著『教行信証』のうち、総序・教巻・行巻・信巻・証巻をわかりやすく現代語訳。読みやすさ、訳の美しさにこだわり抜いた、教学研究所渾身の一冊。
『真宗聖典』所収の『教行信証』に基づいた書き下し文を上段、その現代語訳を下段に配置し、書き下し文中の難解な用語を簡単に説明した脚註、さらに詳しい説明を要する用語は巻末に語註を掲載。また巻末には訳註、索引も。
下巻はこちら
定価:4,180 円(税込) A5判 476頁
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単行本
大きい字の法話集 今、いのちがあなたを生きている
御遠忌テーマ「今、いのちがあなたを生きている」を主題に、当派のラジオ放送『東本願寺の時間』において放送された12の法話を加筆・修正した書籍。月に一度の同朋会などで、一年をとおしてテーマについての学びを深めていただくことを目的に12話を掲載。
宗祖親鸞聖人の教えについて学びを深めるための、簡明な文章で文字が大きく読みやすい法話集。定価:385 円(税込) B6判 132頁
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単行本
大きい字の法話集2 今、いのちがあなたを生きている
御遠忌テーマ「今、いのちがあなたを生きている」を主題に、当派のラジオ放送『東本願寺の時間』において
放送された12の法話を加筆・修正した書籍。月に一度の同朋会などで、一年をとおしてテーマについての学びを深めていただくことを目的に12話を掲載。
宗祖親鸞聖人の教えについて学びを深めるための、簡明な文章で文字が大きく読みやすい法話集の第二弾。定価:385 円(税込) B6判 120頁
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詩集 命が命を生かす瞬間(とき)
月刊『同朋』誌「おむつの詩」で好評だった詩に、新作と写真入りポストカード12枚を付けた詩集。
「母が認知症にならなかったら、こんなにも命や人生について考えなかっただろう」
認知症の母親に24年間寄り添いながら紡ぎ出された詩・言葉は、人間の生きる意味と、
命の尊さを気づかせてくれる。
「生きるとは何か?」「老いとは?」「死とは?」「命とは?」…
詩や写真はどれも心に響いてくるものばかり。
ポストカードは切り取って、飾ったり、大切な人へ送ることもできます。定価:1,320 円(税込) 縦15㎝×横20㎝ 72頁
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歎異抄に聴く―本願の生活者―
1990年から1994年まで月刊『同朋』誌で連載された「歎異抄講座」から、『歎異抄』前序・中序・後序・流罪記録、そして師訓篇と呼ばれる第1章から第10章までを解説。著者自らの生活から生まれる「現代」という時代の視点で、『歎異抄』が問いかける様々な問題を論じる。原文の口語訳・語註付。
定価:1,980 円(税込) 四六判 424頁
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はじめて読む親鸞聖人のご生涯
誕生から入滅までの親鸞聖人のご生涯を、はじめて親鸞聖人について学ぶ方に向けてわかりやすく解説した入門書。絵画写真や系図、地図を豊富に収載し、従来よりもさらに大きな文字で読みやすく、コンパクトで持ち運びに便利になった一冊。親鸞聖人についてより深く読み解くコラム付き。
定価:275 円(税込) B6判 68頁
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真宗の仏事 ―お内仏のある生活―
真宗大谷派の仏事を学ぶ基本書。お内仏の荘厳の仕方からおつとめの作法、報恩講をはじめとする定会法要(年中行事)まで、今さら聞けない仏事の基本を写真入りで解説するとともに、お内仏にお給仕をすることの意義、私たちに願われていることを共に考えていく、真宗門徒必携の一冊。
定価:550 円(税込) B6判 152頁
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人生を丁寧に生きる―念仏者のしるし― 同朋選書44
自分を大切にしようとしながら、一方で自分を捨てている。そんな私たちが、人生を丁寧に生きるにはどうしたらよいのか。
生死を出るという課題を明らかにし、お念仏に生きられた先輩方の姿勢に学ぶ。
人間関係に悩み、生きづらさを抱える人へ贈る一冊。
定価:1,100 円(税込) B6判 160頁
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親鸞の詩(うた)が聞こえる ―エッセンス・正信偈
親鸞聖人によって作られた「正信偈」には、どのようなメッセージが込められているのか―。アジアの風に吹かれ、海を渡ってはこばれてきた「なむあみだぶつ」の歴史の詩(うた)・正信偈の心を、古今東西のアート、音楽、映画、絵本などのなかにたずねていく。「正信偈」の原文・意訳付で、親しみやすい一冊。
定価:1,430 円(税込) B6判 220頁
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わかってたまるか!ウチらの言い分
「なんでウチばっかり怒られるの」
「…こんなぼく、ダメだよね」
「ワタシ、生まれ変わりたい。いまと違うなにかに…」
「おとなって悩みないんかなぁー」
中高生が投げかけるモヤモヤした「つぶやき」を、サガエさんが聞き手となって「悩んでる君も君なんだ」とやさしく受け止めるあたたかな一冊。定価:1,320 円(税込) 180mm×180mm 64頁
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単行本
仏教のぶっ 仏教はじめの一歩
仏教を学ぶってどういうこと? 私たちの生活とどう関係あるの?
「浄土」「自業自得」「布施」などの仏教用語を、私たちの生活の出来事、悩みなどから考える。
仏教をこれから学んでみようという方へ贈る、仏教入門の本。
※現在、在庫切れです。定価:1,320 円(税込) B6判 152頁
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真宗文庫 地獄と極楽
日常の言葉としても馴染みのある「地獄」と「極楽」をテーマにした法話を書籍化。私たちが生きていくために大切なことをおしえている「地獄」と「極楽」の世界を明らかにする。
定価:715 円(税込) 文庫判 176頁
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親鸞『教行信証』(現代語訳)―鈴木大拙の英訳にもとづく現代日本語訳―
仏教哲学者・鈴木大拙氏による『英訳 教行信証』を、現代の日本人にも読みやすい形に日本語訳。「仏教にあまりなじみのなかった人にも、親鸞聖人の思想が伝わるように」という願いが込められた一書。
定価:2,750 円(税込) 縦235mm×横155mm 276頁
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真宗文庫 すべてが君の足あとだから―人生の道案内―
楽しいこと、幸せなこと、悲しいこと、苦しいこと…。生きている限り誰もが出会う、さまざまな出来事や感情。 その「すべて」が決して消すことのできない大事な大事な足あとだから―。そう、悲しみさえも…。
幼い頃に両親と別れ、「悲しみ」と「不安」だらけで生きてきた著者の赤裸々な人生の告白と、そんな著者だからこそ伝えたい、悩めるすべての人に向けた、やさしいメッセージ集と生き方のヒント。
定価:825 円(税込) 文庫判 240頁
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なぜ?からはじまる歎異抄
いまや〝人類の古典〟とも言える『歎異抄』。
「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」というフレーズに代表される、我々の常識では納得できないような言葉が記された書が、なぜこんなにも世に広まったのか―。
「この世で救われない人は一人もいない」と親鸞に言わしめた教えが書き表された『歎異抄』の願いを、「なぜ?」という素朴な視点に立ち、丁寧に書き表した一冊。
定価:858 円(税込) 新書判 216頁
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宗教と教育―人間性の回復を求めて―
真宗大谷派の関係学校では、浄土真宗の教えを建学の精神とし、それに基づいた教育を実践している。
本書では、真宗大谷派の関係学校が加盟する真宗大谷派学校連合会がおこなった研修会の中から「宗教教育」をテーマとした講義録を収載し、宗教学校ならではの学び、教育現場の課題、知性や理性を絶対のものとして疑わない現代教育への警鐘といった事柄を取り上げ、人間のあり方を見つめ直す教育としての「宗教教育」の意義を明らかにする。
教育関係者の方はもちろん、子育て中の方にも是非読んでいただきたい一冊。定価:1,430 円(税込) 四六判 170頁
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真宗文庫 僧侶31人のぽけっと法話集(おぼうさん31にんのぽけっとほうわしゅう)
1951年から2015年まで放送されていたラジオ番組「東本願寺の時間」で放送された法話から、一日一話お念仏の教えに出遇ってほしいという願いのもと、31話を選出しました。
31人の僧侶がそれぞれの生活の中でのできごとをとおして、仏さまの教えを語る短編法話集です。
「生きるとはなんだろう」「供養することの意味は」「南無阿弥陀仏ってどういうこと?」…など、日ごろあらためて考えることの少ない事柄について、一歩足を止めてみる、そんなお話がつまっています。
どのお話も難しい仏教用語はほとんど使わずに、やさしい語り口で書いてあるので、はじめて仏教にふれる方にもおすすめの一冊。
1話が4~5頁と短く、また持ち運びのしやすい文庫サイズなので、移動時間やちょっとした待ち時間などに手軽に読むことができます。
定価:825 円(税込) 文庫判 196頁
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浄土真宗入門―親鸞の教え
鎌倉時代に親鸞聖人が明らかにされた浄土真宗の教えは、現代の私たちに何を伝えようとしているのか。 その教えを聞くことで、私たちの生活がどう変わっていくのか…。浄土とは、念仏とは、往生とは…。 基本を確かめたい人から、より深く学びたい人まで全ての人に向けて解き明かす。
定価:858 円(税込) 新書判 224頁
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単行本
仏教ハンドブック 子どもたちと聞く仏さまの教え
お釈迦さま(釈尊)の教えと、その教えを今にまで伝えてくれた僧侶たち、そして仏教の教えに関するさまざまなキーワードについて、子どもたちにお話できるような「例話」を掲載した書。仏教に関する95のキーワードについて、わかりやすく学べる仏教の参考書。子どもたちに仏教を伝えたいと願う人はもちろん、仏教にはじめてふれる人の入門書としても非常におすすめの一冊。
定価:1,980 円(税込) B6判 360頁
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真宗文庫 暮らしのなかの仏教語
「有頂天」「微妙」「有り難う」「世界」など「48語」を手がかりに、仏さまからのメッセージと、今まで知らなかった言葉の世界を説き開く。
定価:825 円(税込) 文庫判 254頁
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カレンダー・冊子
成人したあなたへ
長年教育の現場で子どもたちと日々向き合ってきた真城義麿さんによるあたたかいメッセージ。
子どもから大人への大きな転換を迎えるにあたって、「人と成る」とはどういうことか、何が願われているのかを、仏さまの教えに寄り添いながらあらためて考える。定価:330 円(税込) A6判 24頁
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カレンダー・冊子
子育て中のあなたへ
自分の子どもだけ都合よく育てばそれでいいの?! 子育てにおいて大切にしたいおおらかな視点を、京都・高倉幼稚園の園長であり、真宗大谷派僧侶の佐賀枝先生がやさしい語り口で伝える。
子育て中の方へのちょっとしたプレゼントにも最適。定価:330 円(税込) A6判 24頁
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カレンダー・冊子
病に悩むあなたへ
医師として生と死の現場を長年見つめ続けてきた田畑正久さんによる『病に悩むあなたへ』。
病という現実に直面したとき、そのつらい事実とどう向き合い、生きてゆくべきか。
医師であり仏教者である田畑さんが、これまでの歩みをとおして、病に悩む人、身近に病に
悩む人がいる方へのメッセージをやさしくつづる。定価:330 円(税込) A6判 24頁
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単行本
お東さんのぬりえブック
東本願寺の風景を「ぬりえ」で楽しむ、東本願寺が発行する「大人のぬりえ」が登場!
東本願寺の境内と、名勝「渉成園」の景色全11カットを収載。
ミシン目つきで、切り離して「ぬりえ」を楽しめます。
定価:1,430 円(税込) A4変形判 30頁
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ともしび(テキスト)
高等学校向けの教科書。
これまでの『ともしび(テキスト)』上巻、下巻を一冊に合本。
多感な時期の青少年へ向けて、人生観、生き方、他者とのかかわりなどについて、仏教哲学思想から多角的にアプローチする。定価:660 円(税込) A5判 224頁
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単行本
真宗文庫 歴史のなかの親鸞―真実のおしえを問う―
親鸞があきらかにした浄土真宗は、日本仏教史においてどうような意味をもつのか。
平安末期から鎌倉時代の宗教状況を踏まえ、
法然から親鸞へ受け継がれた「宗教改革」の実像を、
実証的歴史学の視点からあきらかにする。定価:825 円(税込) 文庫判 334頁
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単行本
真宗文庫 親鸞が出遇った釈尊―浄土思想の正意―
「私がいて、私が生きる」のではない、もろもろの因縁のままに「生かされている私」がいるだけである。
釈尊による≪縁起の道理≫の発見とその展開とを跡づけながら、親鸞の浄土思想の中核へと導く。
定価:825 円(税込) 文庫判 274頁
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単行本
真宗文庫 釈尊から親鸞へ―七祖の伝統―
親鸞が大切にした7人の高僧。
釈尊から法然に至る真実の仏教の伝承を、
インド、中国、日本の三国の七高僧の
願生のこころのなかに読み取り、親鸞の真宗仏教への思いをたどる。定価:825 円(税込) 文庫判 318頁
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単行本
真宗文庫 親鸞の仏道―『教行信証』の世界―
親鸞の主著『教行信証』。一般には、親鸞が浄土真宗興起のために
思索を重ねて築きあげた教義の体系であると思われているが、
その底に流れるものは、「誓願一仏乗」の仏道に至りついた親鸞の表白である。
本書は、その親鸞の肉声へ読者をいざなう。定価:825 円(税込) 文庫判 292頁
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単行本
真宗文庫 親鸞の教化―和語聖教の世界―
如来の教化にあずかった身として、人々にそれをどう伝えるか――。
親鸞が課題とした「教化」について、『唯信鈔文意』や『一念多念文意』、
『三帖和讃』、御消息など、和文で綴られた著作(和語聖教)を通して尋ねる。定価:825 円(税込) 文庫判 298頁
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単行本
浄土真宗 仏教・仏事のハテナ?
毎日のお内仏のお給仕のときや、法事や突然の葬儀のとき、
「いったいどうすればいいんだろう?」、「これにはどんな意味があるんだろう?」
と、多くの人が感じる仏教・仏事に関する素朴な疑問〝ハテナ?〟を集め、
イラストや写真を用いて答えた一冊。定価:660 円(税込) B6判 120頁
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ただ念仏せよ―絶望を超える道― 同朋選書45
生活の中で感じる孤独や劣等感。
そこには自分と自分、自分と他人が二つに分かれてしまっているということが根本にある。
『歎異抄』に記された親鸞聖人の「ただ念仏して、弥陀にたすけられまいらすべし」という言葉を手掛かりに、孤独や劣等感から解放され、自分が自分として生きるとはどういうことかを明らかにする。定価:1,100 円(税込) B6判 120頁
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現在を生きる仏教入門
「いま、なぜ仏教なのか?」という問いを念頭に、
釈尊からはじまり、インド、中国を経て
親鸞聖人の教えに至る仏教の真髄をわかりやすくひもといた、
仏教を初めて学ぶ人のための入門書。定価:858 円(税込) 新書判 196頁
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聞法の生活 同朋選書46
宗祖親鸞聖人の言葉を憶念しながら、師友との出会い、何気ない日常生活での出来事をとおして、我が身を教えられてきた著者自身の求道の歩みに、聞法とは何かをたずねる。
定価:1,100 円(税込) B6判 144頁
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単行本
真宗文庫 親鸞の説法―『歎異抄』の世界―
親鸞の語録『歎異抄』をとおして、真宗の精髄を読み解き、
私たちが『歎異抄』の心にいかに救われるかを考える。定価:825 円(税込) 文庫判 328頁
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単行本
真宗文庫 親鸞から蓮如へ 真宗創造―『御文』の発遣―
戦国乱世の中、蓮如が人びとに送り届け、
無数の真宗門徒を生んだ『御文』の精神を読み解き、蓮如の思想的歩みに迫る。定価:825 円(税込) 文庫判 306頁
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単行本
真宗文庫 近代日本と親鸞―信の再生―
明治維新以降に未曾有の危機にあった近代日本仏教界において、
親鸞の信に自らの生命の糧を見出し、近代教学を模索した先覚者たちの群像を訪ねる。定価:825 円(税込) 文庫判 326頁
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単行本
真宗文庫 現代と親鸞―現代都市の中で宗教的真理を生きる―
親鸞の説く浄土真宗は現代人にどう関わり得るのか。
幅広い視野のもと、他力の信念に回帰することの大切さを説く。定価:825 円(税込) 文庫判 340頁
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単行本
真宗文庫 浄土真宗の教え―真実の教・行・信・証―
親鸞聖人が、生涯をかけて推敲を重ねた主著であり、浄土真宗の根本聖典である『教行信証』(『顕浄土真実教行証文類』)をやさしくひもとく。
真理が事実としてはたらく“ほんとうの教え”をたずね、私たちの生き方を問い直す一冊。
定価:825 円(税込) 文庫判 268頁
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ハンセン病問題に学ぶ学習資料集
近現代におけるハンセン病問題の歴史と大谷派との関わりを学ぶための学習用資料集。巻末には、「近現代ハンセン病問題略年表」、「各療養所の所在地および入所者数一覧」を掲載。
定価:1,320 円(税込) B5判 192頁
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親鸞聖人, 単行本, 写真集・図録
青木新門の親鸞探訪
ベストセラー小説『納棺夫日記』の著者・青木新門が、浄土真宗の宗祖・親鸞の足跡を辿る探訪記。出家得度から、比叡山、法然との出会い、流刑地・越後、関東での生活、そして故郷・京都へ―。
90年の生涯を求道者として歩んだ足跡をたどる。定価:1,760 円(税込) A5判 116頁
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浄土真宗の儀式の源流 ―『法事讃』を読む―
浄土真宗では、法事を亡き人を案じる「追善の仏事」とせず、亡き人から案じられていたことにうなずき、私たちが真実に生きるということを問題にする「報恩の仏事」としていただく。善導大師の『法事讃』を読み解きながら、儀式の源流をたずねる。
定価:1,540 円(税込) A5判 164頁
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浄土真宗の葬儀
浄土真宗における“葬儀”とは一体なにか。
枕勤めから納棺、通夜、葬儀、埋葬、中陰、そして年忌法要まで。形式化・習俗化の一途をたどる葬送儀礼の一つひとつの本来の意味を確かめ、真宗門徒が本願念仏の教えに出あう場であった「浄土真宗の葬儀」の回復を願う、葬儀執行者必読の一冊。
※本書は『真宗と習俗を考える学習会 浄土真宗の葬儀』(福井教区発行)に語句の整理等を加え、改めて発行したものです。
※儀式作法の手引書ではありません。
定価:1,540 円(税込) A5判 160頁
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真宗僧伽論―正信偈をとおして―
念仏の教えを聞く者に、どのような共同体、同朋僧伽(どうぼうさんが)が開かれるのだろうか。本書は、親鸞聖人がつくり、蓮如上人が真宗門徒のお勤めとして定着させた仏法讃嘆の歌、「正信偈」をとおして、浄土真宗の歴史をひもとき、真宗における僧伽とは何かを問う一冊。
定価:1,320 円(税込) B6判 164頁
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真宗文庫 わが心の歎異抄
鎌倉時代に記され、今なお読まれ続ける『歎異抄』。なぜこれほどまでに読まれ続けているのか。『歎異抄』に人生の中でいちばん影響を受けたという歴史学者・今井雅晴氏が、これまでの歩みをとおして『歎異抄』の魅力を伝える一冊。後半には、『歎異抄』の成立や著者といわれる唯円の人物像などについての研究成果も掲載。
※本書は、2007年に発行した『わが心の歎異抄』に、語句の整理等を加え、真宗文庫としてあらたに発行したものです。
定価:825 円(税込) 文庫判 256頁
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仏さまの願い―四十八のメッセージ
「仏さまの願い(本願)に学ぶということは、仏さまの願いに「私と私の世界」の課題を聞き続け、応え続けた親鸞聖人の歩んだ道に思いを馳せ、自分自身が生きることの意味を尋ねることです。」(「はじめに」より)
浄土真宗の正依の経典『仏説無量寿経』に説かれる阿弥陀仏の四十八願。すべての衆生を救い、平和・平等・自由の世界を願うこの四十八願に、現代を生きる人間と社会の課題を尋ねる。筆者による四十八願の現代語訳付き。
定価:858 円(税込) 新書判 264頁
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伝記 親鸞聖人
浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の生涯を、親しみやすいイラストを織り交ぜながらやさしくつづる伝記。各章ごとに親鸞聖人の教えの言葉を意訳付きで紹介し、巻末には聖人の略年表、足跡、著書、キーワードなどの付録も収載。
青少年から大人まで楽しく読むことができる、入門に最適の一冊。
(対象年齢:中高生~)定価:1,760 円(税込) A5判 128頁
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『御文』のこころ―蓮如上人からの手紙―
500年以上もの間、民衆の暮らしの中で拝読され、親しまれてきた蓮如上人の『御文』。
今もなお、念仏に生きる生活を培い、人々の宗教心を育み続ける、この力ある手紙に込められた上人のこころをたずねる。「末代無智」、「白骨」など、『真宗大谷派勤行集』(赤本)収載の4通を含む代表的な御文8通の意訳と、あじわいをつづる一冊。定価:1,320 円(税込) B6判 136頁
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仏教なるほど相談室
今さら聞けない宗教や信仰にまつわる素朴な疑問に、真宗大谷派僧侶で元大谷中・高等学校長の真城義麿先生がわかりやすく答える。仏教への入り口となる一冊。
定価:1,320 円(税込) B6判 160頁
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増補 小笠原 登-ハンセン病強制隔離に抗した生涯 真宗ブックレット14
医師であり、真宗大谷派の僧侶でもあった小笠原登師は、国のハンセン病強制隔離政策に抗い、患者への献身的な治療を行った。
師の生涯、医療思想を明らかにするとともに、大谷派のハンセン病問題に対する取り組みの歴史を検証する一冊。
※本書は、2019年12月に小笠原登師の五十回忌が勤まることを機縁として、2003年に発行された『真宗ブックレット№10小笠原 登 ハンセン病強制隔離に抗した生涯』に3名の寄稿を加え、また『小笠原登年譜』を更新し、増補版として発刊したものです。
定価:1,100 円(税込) A5判 164頁
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釈尊の呼びかけを聞く 阿弥陀経入門
宗祖親鸞聖人が〝お釈迦さまがこの世にお出ましになられた本意を表されたお経〟と言われる『阿弥陀経』。さまざまな法事・法要の場で読まれるこの経典には、一体何が書かれているのか。お釈迦さまが説かれる阿弥陀仏や極楽(浄土)は、私たちとどう関わるのか…。書き下し・著者意訳とともに、経文に込められた仏意(おこころ)を丁寧に尋ねる、『阿弥陀経』の入門書。
定価:1,100 円(税込) B6判 152頁
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探訪 真宗民俗-儀礼の伝承と現代社会
全国各地の真宗門徒の特色ある信仰の姿や、葬儀、年中行事などの儀礼を、柳田賞受賞の民俗学者・蒲池勢至氏が探訪する「真宗民俗の世界」。日本人の失われつつある古き良き暮らしの一端を垣間見るとともに、現代につながる信仰のありかたを見つめる。
定価:1,760 円(税込) A5判 152頁
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親鸞の主著 『教行信証』の世界
宗祖親鸞聖人の主著であり、浄土真宗の根本聖典とされる『教行信証』。本書は、この『教行信証』制作において親鸞聖人が担った課題、著述にあたって聖人がとった独特な方法論などを読み解き、そこに書き残された〝凡夫が仏に成る〟仏道を尋ねる。『教行信証』を読むための視座をたしかめる一冊。
※本書は、月刊誌『同朋』(2016年7月号~2018年6月号)に連載された延塚知道氏の「『教行信証』の世界」(全24回)に加筆・修正をいただき、書籍化したものです。定価:1,760 円(税込) 四六判 360頁
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改訂 教信沙弥と往生人たち
本願念仏の教えが興隆する以前、親鸞聖人が深く敬慕する教信沙弥をはじめ、命がけで浄土往生を求めて生きた人々がいた。彼らの激しいまでの信仰の姿を尋ね、やがて法然上人・親鸞聖人をまってあきらかにされる本願念仏の信心をとは何かを問う一冊。
※本書は、1995年初版発行の『教信沙弥と往生人たち』に記事を追加した改訂版です。
定価:1,320 円(税込) B6判 192頁
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一念多念文意・一念多念分別事
宗祖著作の聖教に立ち返った学びを深めていただくことを願いとした聞法テキストシリーズ第1弾。
本文篇と付録篇の二篇構成。本文篇には、本文に加え読解に資する註を、付録篇には、読解の一助として現代語訳や両聖教の対照表、親鸞聖人の略年表を掲載。
『一念多念文意』『一念多念分別事』を学ぶ上での必須テキスト。
定価:1,100 円(税込) A5判 136頁
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大原千鶴のお斎レシピ 素材をたのしむ精進料理
仏事に際していただく「お斎(とき)」には、縁ある者が共にいのちをいただくという心が込められています。そのお斎の伝統と精神を大切に、京都で生まれ育った料理家・大原千鶴さんが、京都・東本願寺発の「お斎レシピ」としてアレンジ。素材から選べて、かんたんに、おいしく作れる精進料理77品を紹介。
〈目次〉
はじめに
「だし」について
本書の使い方
第1章 野菜
第2章 いも・きのこ
第3章 豆類・こんにゃく
第4章 乾物・海藻
お膳例(和風・洋風)
お斎のこころ
さくいん定価:1,980 円(税込) B5判 88頁
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仏教と人間教育 そして真宗
「他者と共に生きる事」の大切さは理解できても、自己中心性を離れることができない私たち。それでも、朋(とも)なる社会の実現を諦めず、明るい未来へ向かうには一体どうすればいいのか…。次代を担う子ども達のために仏教・真宗教育がもつ意義を、ブッダ、親鸞聖人の教えをとおして尋ねる。
定価:385 円(税込) 文庫判 88頁
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親鸞聖人の自筆にふれる正信念佛偈
親鸞聖人が生涯推敲を重ねられた主著であり、聖人の自筆として国宝指定されている『教行信証』坂東本。本書はその中から真宗門徒のお勤めとして親しまれる「正信偈」の全文をオールカラーで掲載。朱書きや墨で塗り消してからの修訂など、自筆でなければ見ることのできない思索の跡をとおして、聖人のおこころにふれる一冊。
【ご注文方法】
①『Amazon』→こちら
②『メール』→books@higashihonganji.or.jp
※書籍名・お届け先住所・氏名・電話番号をご記入の上、送信ください。
③『TOMOぶっく』(東本願寺出版書籍購入サイト)→左の水色のボタン
※会員登録が必要です。定価:1,100 円(税込) B5判 56頁
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親鸞の「いのちの歌」 正信偈入門
浄土真宗の教えのエッセンスがつまった親鸞聖人の偈(うた)「正信偈」。その全百二十句を書き下し・著者意訳とともに易しく読み解き、言葉の意味と〝こころ〟にふれる。はじめて「正信偈」の内容を学ぼうとする方に、まず手に取っていただきたい一冊。
※本書は、東本願寺出版発行の『正信偈の教え』全3巻をまとめ、文庫化したものです。
定価:1,320 円(税込) 文庫判 432頁
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マンガで味わうブッダの教え 帰り道で話そうよ
お経の中には、実は、私たちの生活にとても身近な話がたくさん。本書では、そんなお経のたとえ話(25話)を、小学3年生の吉野果奈(よしのかな)ちゃんと、近所のお寺の住職・平江相海(ひらえそうかい)さんのやりとりを通して“マンガ”で紹介! あわただしい往き道では見落としていたことも、帰り道には気づくこともある…。そんな大切な気づきを与えてくれるマンガ。
定価:880 円(税込) A5判 120頁
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子どもと読みたいほとけさまのおはなし ―24のレターブック―
「いい天気ってどんな天気のこと?」
「人生で大事なことって何?」
「死ぬことはこわい?」
子どもは感じた疑問を素朴な言葉で伝えてくれます。私たち大人もそんな感性をもっていたはずなのに、どこに置いてきてしまったのでしょう。
子どもの素朴な疑問を大切にする。子どもの頃の自分にあらためて会う。そんな子どもと大人をつなぎ、一緒にほとけさまのお話を聞く一助となることを願った子どもも大人も読める短編の法話集です。仏教や東本願寺に関するミニコラムも掲載。
定価:715 円(税込) 文庫判 164頁
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本願寺の軌跡―創建から東西分派、そして現代へ―
オールカラーの豊富な図版・写真とともにつづる、本願750年の発展史
親鸞聖人の示寂後、京都・東山の地に建てられたお墓所、大谷廟堂(おおたにびょうどう)。その小さなお堂が、一体どのようにして巨大な両堂を有する現在の真宗本廟(しんしゅうほんびょう)(東本願寺)へと発展したのか…?
廟堂の寺院化、衰微(すいび)時代と蓮如上人による再興。信長・秀吉・家康ら戦国武将との関りの中生じた東西分派。そして四度にわたる焼失からの再建……。真宗の教えに生き、護り伝えんとする人々の志願に満ちた750年の軌跡(ものがたり)をたどる。
定価:1,540 円(税込) A5判 88頁
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Q&A浄土真宗の?に答えます
約800年前の鎌倉時代に親鸞が開いた浄土真宗。お寺の数も多く、日本人にはいちばん身近な仏教の一つであるにもかかわらず、その中身はよく知られていないのでは⁈ そこで、浄土真宗にまつわる素朴な疑問から、教えや歴史などをQ&A形式でわかりやすく紐解く小冊子です。
手軽なサイズで持ち運びや郵送にも便利なため、ご寺院から門徒さんへお配りいただく施本としても最適です。
定価:165 円(税込) B6判 32頁
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仏教のミカタ -仏教から現代を考える31のテーマ
「コロナ」「多様性」「AI(人工知能)」など、現代社会を生きる私たちが直面する課題について、仏教の視点で考えるとどうなるのか。
誰もが避けて通れない「老い」や「臨床」、さらには「漫画・アニメ」「アート」などを含めた多様なテーマを掲げ、僧侶が仏教の視点からブッダや親鸞の言葉を挙げつつお話しします。現代を生きる私たちの31のテーマについて仏教の視点で考える一冊。
※本書は、月刊誌『同朋』(東本願寺出版)における特集のまとめのページ「仏教の視点」(2012年7月から現在)のなかから31の文章を抜粋したものです。
定価:935 円(税込) 新書判 256頁
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精進ごはん おうちでできるレシピ108
京都料理教室「Relish」主宰の料理家・森かおるさんによる、野菜・豆腐・乾物などを用いた精進レシピ108品を紹介。おかず、ごはん・麺、汁もの・スープ、おやつ、お弁当に、親鸞聖人の好物だったと伝わる小豆や、各地のお寺に伝わるお斎についても取り上げています。
料理のほか、レッスン1・2・3・4では、「常備菜」「手作りタレ・ドレッシング」「ごはんのとも」「だし」について、毎日のごはん作りが楽しくなる工夫も提案!
※本書は、月刊誌『同朋』で連載した「旬のいっぴん精進料理」(2016年7月号から現在)に新たな料理やコラムを加えて書籍化したものです。
定価:1,430 円(税込) B5変形判 120頁
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ブとタのあいだ
ロングセラーの名作マンガ「ブッタとシッタカブッタ」シリーズの著者がおくる、<文章+マンガ>で、あらためて考える「自分って何?」「生きるって何?」
―シンプルな本来の自分を見つけなおす29編。
「同朋新聞」で連載された「ブとタのあいだに」に、大幅加筆し書き下ろし5編を加えています。定価:1,045 円(税込) 漫画+文章 227頁
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親鸞の証明 「正信偈」のこころ
時代や国が変わろうと、どれだけ文明が発展してもなくならない人間の問題、孤独や無気力、漠然とした不安…。
はたしていかなる時代社会にあっても私たちの真の依りどころとなり、生きる力となるものは何なのでしょうか。
真宗門徒にとってもっとも親しまれるおつとめであり、浄土真宗の精髄(エッセンス)が凝縮された親鸞聖人の偈(うた)「正信偈」を、近現代の真宗教学界を牽引した6名の碩学がリレー形式でひもとく一冊です。
※本書は、絶版となっていた1981年初版発刊の『真宗入門 『正信偈』のこころ』を再編集し文庫化したものです。定価:1,320 円(税込) 文庫判 408頁
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仏教のミカタ2 -仏教から現代を考える31のテーマ
「仏教のミカタ」シリーズ第2弾。
「戦争」「レイシズム」「仮想現実」「看取り」など、社会問題や人生の悩み、日々の暮らしの中にある様々な出来事から31のキーワードを抽出し、“仏教のミカタ(見方)から考えてみると?”を提起する1冊。31名の著者が執筆し、各文章の末尾には親鸞聖人などの言葉を紹介。定価:935 円(税込) 新書判 260頁
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望郷の問い ―永遠の人 親鸞―
文明の発展により、快適になり続ける私たちの生活。
一方で、人類誕生から変わることのない、死への不安、生の空しさ…。
その根源には「人間とは何か」と、存在の故郷を求める永遠の問いが横たわっているのではないだろうか。
「人間・本願・念仏・信心・生活」の5つのテーマを手がかりに、親鸞聖人の教えをひもとく1冊。
定価:935 円(税込) 文庫判 244頁