この世を生きる念仏の教え(伝道ブックス64)
新書判
80頁
一楽 真 著
978-4-8341-0394-6
275円(税込)
念仏の教えを信じて生きたいと願いながらも、現実の中で常に迷い続ける私たち。
親鸞聖人が書かれた「念仏正信偈」(『浄土文類聚鈔』)の〝濁世の目足〟という言葉をキーワードに、念仏の教えは死後ではなく、具体的な生き方の問題に関わる教えであることをあきらかにする。
目次
「ようお照らしがありまして」
念仏の教えは「濁世の目足」
仏さまに眼をいただくと
教えを聞いてきたはずなのに
現実を歩む勇気をいただく
後の世に教えを伝える
浄土とはどんな世界か
信じ込むことが信心ではない
煩悩に振り回されずに生きる
なぜ信心決定しないのか
信心の溝をさらえよ
ニ河白道の譬え
勧めてくださる人との出会い
ダイヤモンドのような信心とは
十方無量の諸仏にはげまされ
あとがき