はじめて読む 浄土真宗の聖徳太子
B6判
96頁
東舘紹見 監修
真宗大谷派教学研究所 編
978-4-8341-0632-9
385円(税込)
宗祖親鸞聖人が父母と慕い、和国の教主と仰いだ聖徳太子とは、いったいどのような人物なのか。聖徳太子1400回忌を迎えるいま、日本史上もっとも有名な偉人である一方その存在さえも議論の的とされてきた太子について、現代に伝わるさまざまな事績をたどり、その上で親鸞聖人が出遇った太子、そして浄土真宗のなかで伝えられてきた太子像をたずねる一冊。
目次
はじめに──さまざまな聖徳太子像
一 聖徳太子の生涯(上)──仏縁と争乱のなかで
二 聖徳太子の生涯(下)──仏教がひろまる国へ
三 親鸞聖人の聖徳太子との出遇い
四 親鸞聖人の聖徳太子和讃
五 真宗寺院の聖徳太子像
おわりに──和国の教主聖徳皇/その他(略年表、コラム)