人間といういのちの相(すがた) Ⅲ―今、いのちがあなたを生きている
A5判
170頁
共著  
978-4-8341-0417-2
1,100円(税込)
本書は、宗祖親鸞聖人750回御遠忌テーマ「今、いのちがあなたを生きている」を深める手掛かりとなることを願って出された「人間といういのちの相」の第3弾。
第3巻である本書では、雇用問題、お念仏、葬儀、自殺問題などのテーマから私たち自身の人間のあり様や私たちの社会を見つめていく。
同朋新聞2・3面連載のインタビューをまとめたシリーズ。
目次
第1話 この生きづらさは何だろう? 雨宮 処凛
第2話 競争に勝たなければ生存が許されない社会なんて… 雨宮 処凛
第3話 生きることの難しさ人間の尊さ―前編―
人間にとって子ども時代とは 穂積 純
第4話 生きることの難しさ人間の尊さ―後編―
人間であることにうなずくということ 穂積 純
第5話 この私の我執といっしょにお念仏さまもいてくださるのです 井田ツル
第6話 勝つか負けるかがすべてだと思っていた―前編― 田口 弘
第7話 勝つか負けるかがすべてだと思っていた―後編― 田口 弘
第8話 木と対話する大工―その生き方から見えてくるもの― 出蔵 喜八
第9話 現代人にとって宗教とは何か―前編― 髙村 薫×佐野明弘
第10話 現代人にとって宗教とは何か―後編― 髙村 薫×佐野明弘
第11話 今、葬儀を考える―前編― 門脇 健
第12話 今、葬儀を考える―後編― 門脇 健
第13話 私たちはどこへ向かえばいいのか
自殺問題から見つめて 清水 康之