和讃に学ぶ―正像末和讃
B6判
262頁
宮城 顗 著
978-4-8341-0306-9
880円(税込)
親鸞聖人は、だれもが念仏の教えに触れられることを願い、多くのご和讃を作られた。
この『和讃に学ぶ』シリーズは、親鸞聖人が作られたご和讃のなかで、『真宗大谷派勤行集(ごんぎょうしゅう)』に収められている48首について、わかりやすく読み解いた聞法学習書。
本書は正像末(しょうぞうまつ)和讃編として、勤行集に収められている「正像末和讃」の12首と、「皇太子聖徳奉讃」6首について著す。
目次
はじめに
正像末浄土和讃
一 無碍光仏のみことには
二 濁世の有情をあわれみて
三 釈迦弥陀の慈悲よりぞ
四 智慧の念仏うることは
五 無明長夜の燈炬なり
六 願力無窮にましませば
七 弥陀大悲の誓願を
八 聖道門のひとはみな
九 釈迦の教法ましませど
十 三朝浄土の大師等
十一 他力の信心うるひとを
十二 如来大悲の恩徳は
皇太子聖徳奉讃
一 大慈救世聖徳皇
二 久遠劫よりこの世まで
三 和国の教主聖徳皇
四 上宮皇子方便し
五 多生曠劫この世まで
六 聖徳皇のおあわれみに
終わりにあたって
あとがき