報恩の生活(伝道ブックス81)
新書判
72頁
海 法龍 著
978-4-8341-0595-7
275円(税込)
浄土真宗の宗祖親鸞聖人のご命日を縁に勤まる法要、報恩講。真宗門徒にとってもっとも大切なこの御仏事には、どのような願いがあるのか、またそこから開かれる生活とはどのようなものか。
著者の体験をとおして問いたずねる一冊。
目次
一年でもっとも大切な御仏事/親鸞聖人のご法事/言葉に出遇う/「南無阿弥陀仏」に聞く/名には願いがある/「ありのまま」と「あるがまま」/
原点を見失っている/はかなき身の事実/人生がぼやける/浮生なる相/煩悩の身/人間の発想/平等への目覚め/報恩の生活/あとがき
著者プロフィール
海 法龍(かい・ほうりゅう)
1957(昭和32)年、熊本県天草市生まれ。大谷大学真宗学科卒業。大谷専修学院卒業。真宗大谷派長願寺住職。真宗大谷派首都圏教化推進本部委員。真宗大谷派首都圏広報紙『サンガ』編集委員。
共著に『僧侶31人のぽけっと法話集』(東本願寺出版)。