目次

第一分冊
　はじめに
　　『正信偈』著作の動機について／正信について／念仏ということ／偈ということ
　帰命と南無
　　帰命と南無／真の自己／理性と信仰／不可思議光について
第二分冊
　法蔵菩薩の物語の認識
　　法蔵菩薩の物語の認識／法蔵ということ／菩薩について／世自在王仏について／諸仏浄土の因／国土について／五劫思惟―人間の根本問題／本願のことば
第三分冊
　本願のはたらき
　　本願のはたらき／碍（さわ）りをひるがえす／絶対の光／むさぼりと腹立ちを超えて／闇をはらう／充実した生活／安心への道／自覚の光
第四分冊
　本願の名号
　　汝に帰れ／透明な心／うぬぼれと自信／明るい絶望／妄想の彼方
　人間の深さ
　　人間の深さ／世のにごりを超えて／世尊のみこと
第五分冊
　信仰の心
　　喜愛の心／よみがえり
　素直な自分に帰る
　　素直な自分に帰る
　内を照らす光
　　内を照らす光
　本当の敬い
　　境遇に災いされぬ人
　本当の人間
　　広い世界に目覚める／広大勝解の者（ひと）
　仏の心をいただく
　　邪見驕慢の身／仏の心をいただく