大原千鶴のお斎レシピ 素材をたのしむ精進料理
B5判
88頁
大原千鶴 著
978-4-8341-0623-7
1,980円(税込)
仏事に際していただく「お斎(とき)」には、縁ある者が共にいのちをいただくという心が込められています。そのお斎の伝統と精神を大切に、京都で生まれ育った料理家・大原千鶴さんが、京都・東本願寺発の「お斎レシピ」としてアレンジ。素材から選べて、かんたんに、おいしく作れる精進料理77品を紹介。
〈目次〉
はじめに
「だし」について
本書の使い方
第1章 野菜
第2章 いも・きのこ
第3章 豆類・こんにゃく
第4章 乾物・海藻
お膳例(和風・洋風)
お斎のこころ
さくいん
お斎とは・・・
「お斎」とは、現在では広く仏事の際にいただく食事のことを言いますが、本来は寺院で生活する僧侶の食事のことを示す言葉でした。「斎」という字には「正しい」「慎み」という意味があり、慎み深く、行い正しい僧侶の食事のことを「お斎」と呼んだのです。
本書では、お斎の回復と未来への継承を願いつつも、ご家庭の普段の食事にも取り入れやすい精進レシピとして紹介しています。
素材ごとに紹介し、シンプルな調理法でも、しっかりと味わえる77品
レシピは“主菜・副菜・主食・汁物・デザート”に至るまで、大原氏が素材ごとに考案。動物性のものを用いず、だしも昆布・シイタケを使用し、素材の旨みが活きています。「熟/爽/彩」と味つけや色みの目安も記載しているので、日頃の献立作りにも役立ちます。
大原千鶴氏からのメッセージ
ときにはこんなお斎レシピで、心も体も美しく、食べること、生きること、そして地球までも慈しんでいただけたら幸いです。
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