本願寺の軌跡―創建から東西分派、そして現代へ―
A5判
88頁
草野顕之 著
978-4-8341-0637-4
1,540円(税込)
オールカラーの豊富な図版・写真とともにつづる、本願750年の発展史
親鸞聖人の示寂後、京都・東山の地に建てられたお墓所、大谷廟堂(おおたにびょうどう)。その小さなお堂が、一体どのようにして巨大な両堂を有する現在の真宗本廟(しんしゅうほんびょう)(東本願寺)へと発展したのか…?
廟堂の寺院化、衰微(すいび)時代と蓮如上人による再興。信長・秀吉・家康ら戦国武将との関りの中生じた東西分派。そして四度にわたる焼失からの再建……。真宗の教えに生き、護り伝えんとする人々の志願に満ちた750年の軌跡(ものがたり)をたどる。
オールカラーの豊富な図版・写真
オールカラーの豊富な図版・写真で、本願寺の軌跡をたどる。

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目次
●第1章 親鸞聖人の示寂と大谷廟堂の創建
●第2章 大谷廟堂の動揺
●第3章 覚如上人の継職と本願寺号公称
●第4章 衰微時代の本願寺
●第5章 蓮如上人の継職と真宗再興
●第6章 山科本願寺の創建
●第7章 本願寺の大阪移転と権門化
●第8章 石山合戦と東西分派
●第9章 江戸時代から近現代の真宗本廟
●付録 真宗本廟(東本願寺)の年表
●あとがき