正信偈に学ぶ―親鸞聖人からの贈り物
新書判
264頁
狐野秀存 著
978-4-8341-0630-5
858円(税込)
浄土真宗で最も読み親しまれ、本願の教えを伝える親鸞聖人の偈(うた)「正信偈」。混沌の現代(いま)を生きる私たちに届けられた、阿弥陀如来の本願「えらばず、きらわず、見すてず」の心とは?著者自身のさまざまな人との出会い、先師の言葉を交えつつ「正信偈」全百二十句のあじわいを丁寧につづる。
目次
一.親鸞聖人からの贈り物
二.「正しい信心」とはどういうことか
三.「ただ念仏申す」ということ
四.「南無」のひと声
五.法蔵菩薩の物語
六.人生の道標
七.「弥陀」と「釈迦」
八.お釈迦さまの出世本懐
九.二種深信
十.煩悩を断ぜずして涅槃を得る
十一. 信心の利益
十二. 総じて三国七高僧を示す
十三. 別して真宗七祖を明かす
十四. 龍樹
十五. 天親
十六. 曇鸞
十七. 末法の世における証
十八. 道綽
十九. 善導
二十. 源信
二十一. 源空(法然)
二十二. まとめ