自分の発見―絵本で感じる親鸞聖人の教え(伝道ブックス62)
新書判
74頁
四衢 亮 著
978-4-8341-0391-5
275円(税込)
むなしさを感じるのは、本当に自分にうなずきたいということがあるから。
親鸞聖人が晩年に残されたお手紙の言葉を、『スイミー』『フレデリック』等で有名な絵本作家レオ・レオニの『ペツェッティーノ』という絵本を題材に考える。
目次
絵本を通して親鸞聖人の言葉にふれる
子どもの成長が問いかけるもの
レオ・レオニという人
自分のなかに「ペツェッティーノ」がいる
今、自分がここにあることにうなずきたい
何かにいつも追い立てられている
強きものは弱きを伏する
人間を深みに陥らせるもの
格差をつくりたがる人間の姿
降り注ぐ情報のなかで本当のことがわからない
探し求めていたものは……
「自分にうなずく」ということ
今ここにある自分をいただく
法然上人がはなった光とは
愚者になりて往生す