親鸞の仏教史観
B6判
164頁
曽我量深 述
978-4-8341-0088-4
880円(税込)
昭和10(1935)年に行われた曽我量深師の還暦記念講演をまとめた一冊。
「浄土真宗とは親鸞聖人が体験された新しい仏教史観である」。
「釈迦の説いた教え」としての唯物的な仏教の歴史ではなく、それをも含んだ、念仏の伝統、本願の展開の歴史を自らに証された親鸞聖人。本書はその仏教史観にふれ、仏教の根幹をあきらかにする。
目次
『親鸞の仏教史観』のあとさき
第一講
第二講
第三講
第四講
第五講
後記