伝道ブックス
越後の親鸞聖人(伝道ブックス60)
新書判
74頁
大場厚順 著
978-4-8341-0380-9
275円(税込)
2007年は、宗祖親鸞聖人が越後に御流罪となって800年目にあたる。
御流罪以後、越後から関東に移り住んだ親鸞聖人がどのような生活を送られ、どのように念仏の教えを深めていったのか…。親鸞聖人流罪の地・越後(新潟)で長年地域史家として親鸞聖人を研究してきた著者の豊富な研究結果とともに、越後時代の聖人に迫り、御流罪の意義をたしかめる。
目次
はじめに
なぜ流罪に処せられたのか
僧にあらず俗にあらず
親鸞聖人の配所はどこにあったか
越後時代の生活とは
いつ結婚されたのか
越後の厳しい自然の中で
「海」と親鸞聖人の思想
思想と教義の深まり
越後での布教
親鸞聖人の「聖(ひじり)」性
なぜ関東に移住したのか
伝承の中の親鸞聖人と民衆
あとがき