青木新門の親鸞探訪
A5判
116頁
青木新門 著
溝縁ひろし 写真
978-4-8341-0586-5
1,760円(税込)
ベストセラー小説『納棺夫日記』の著者・青木新門が、浄土真宗の宗祖・親鸞の足跡を辿る探訪記。出家得度から、比叡山、法然との出会い、流刑地・越後、関東での生活、そして故郷・京都へ―。
90年の生涯を求道者として歩んだ足跡をたどる。
浄土真宗の祖・親鸞の足跡をたどった探訪記
写真家・溝縁ひろしによる美しい写真が彩る、手元に置いておきたい1冊。付録に、訪れた場所の「地図」と「親鸞聖人略年表」を収録。
目次
第一章 京都編
青蓮院門跡/比叡山延暦寺 根本中堂/比叡山延暦寺 常行三昧堂/聖徳太子ゆかりの寺院(磯長山叡福寺、法隆寺、四天王寺)/
六角堂/吉水草庵・安養寺/岡崎別院
第二章 越後編
居多ヶ浜(居多ヶ浜記念堂、五智国分寺・竹之内草庵跡)/光源寺/浄善寺/恵信尼公廟所
第三章 関東編
善光寺/佐貫の荘・宝福寺/光照寺/下総報恩寺/小島の草庵跡/板敷山大覚寺/稲田の草庵跡・西念寺/真樂寺/永勝寺
第四章 帰京編
光圓寺と善法院跡/親鸞聖人荼毘所/大谷祖廟/真宗本廟(東本願寺)
略年表
地図
著者・写真家プロフィール
著:青木新門(あおき・しんもん)
1973年富山生まれ。早稲田大学中退後、93年、葬儀会社で働いた経験を描いた小説『納棺夫日記』(文春文庫)がベストセラーに。同書は映画『おくりびと』の原点にもなった。その他の著書に『定本納棺夫日記』『詩集 雪道』『童話 つららの坊や』(ともに桂書房)、『いのちのバトンタッチ』(東本願寺出版)など多数。
写真:溝縁ひろし(みぞぶち・ひろし)
1949年香川県生まれ。写真家。京都府在住。京の四季や祭り、五花街などを中心に撮影。写真集に、『四国八十八カ所』(主婦の友社)、『京都の花街』(光村推古書院)など多数。日本写真家協会会員。