安居講録
2004年安居本講 『佛説観無量寿経』講究
A5判
196頁
福島光哉 著
2,750円(税込)
『観経』の講究として、まず隋唐時代の諸師たちの「観」をめぐる理解を考察する。次に趙宋時代の『観経』の三昧論をとおした「観」の理解がどのようであったかを考察し、その上で親鸞の『観経』の受けとめから、宋代の浄土教はどのように映し出されるのかという問題について考える。