書いて学ぶ 親鸞のことば―和讃
B5判
72頁
978-4-8341-0462-2
660円(税込)
「書いて学ぶ」シリーズ第2弾。
親鸞聖人が人々に親しみやすくつくられた和讃を、現代語訳と語句の意味を確認しながら、書いて学ぶ一冊。さらに書きやすくなったお手本で、見て・書いて・音読する、三段階の学びが実践できる。和讃のまとまりごとにより細かく解説したコラム付き。
編集担当者のねがい
ここで取り上げる和讃とは仏教讃歌の一つで、親鸞聖人によって製作されました。『教行信証』や「正信偈」といったお聖教は原文が漢文であり、私たちが理解しようとしてもすぐには意味が掴みづらい印象を受けます。しかしこの和讃はひらがなが多く、出来るだけやさしくわかりやすく人々が教えに触れられるように作られているものです。もともとわかりやすくつくられたものを、さらに現代語訳や語注で噛み砕いて説明するというのは思いのほか難しく、監修者、編集協力者と悩みながら一語一句言葉を選んで掲載しました。解釈については様々な御意見もあるかと思います。
和讃については、東本願寺出版から『和讃に学ぶ』シリーズという宮城顗先生の著書も出版されていますので、本書をきっかけに、さらに奥深い和讃の学びの世界へ足を踏み入れられてはいかがでしょうか。