しんらんさまと少年かん太

縦265㎜×横380㎜
17枚
諸橋精光 作・絵
青少幼年センター 監修
978-4-8341-0678-7
1,980円(税込)
親鸞さまが越後の国で過ごされていたときのこと。海辺の市場で親鸞さまは、店のものをぬすんだ少年かん太と出会います。大人たちによって、浜辺の柱にしばりつけられたかん太と話をするうちに、親鸞さまは一人ぼっちのかん太の心を知って涙を流します。かん太がかわいがっている子犬をとおして、親鸞さまが阿弥陀さまのこころを話し、やさしく抱きしめると、かん太は大声で泣きだしました。どこまでも広がる越後の海と空の下、親鸞さまと少年かん太との心の交流をえがく物語です。