人間で在ることの課題(伝道ブックス84)
新書判
96頁
中川皓三郎 著
275円(税込)
小鳥が啼かないでいられず魚が泳がずにいられないように、人間は何をしないでいられないだろうか。何をもって私たちは、本当に人間らしい人間といえるのだろうか…。
人と生まれた私たちが、誰もが応えていかねばならない、「もっとも人間らしい人間になる」という課題を、釈尊(お釈迦さま)、そして親鸞聖人の教えにたずねる一冊。
目次
●はじめに
●「人間で在る」ということは
●人間らしい人間になる
●人間になっていく教えとは
●縁起の法
●人間はもともと助け合って生きている
●どんな人も浄土を求めている
●凡夫なる私たち
●業縁存在である人間
●絶対に受け入れられないものをもつ私
●悩むということはいいことだ
●「ただ念仏」の教え
●受け止められることの大切さ
●阿弥陀仏のはたらき
●「悪人」であることへの目覚め