一般書・単行本
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大原千鶴のお斎レシピ 素材をたのしむ精進料理
仏事に際していただく「お斎(とき)」には、縁ある者が共にいのちをいただくという心が込められています。そのお斎の伝統と精神を大切に、京都で生まれ育った料理家・大原千鶴さんが、京都・東本願寺発の「お斎レシピ」としてアレンジ。素材から選べて、かんたんに、おいしく作れる精進料理77品を紹介。
〈目次〉
はじめに
「だし」について
本書の使い方
第1章 野菜
第2章 いも・きのこ
第3章 豆類・こんにゃく
第4章 乾物・海藻
お膳例(和風・洋風)
お斎のこころ
さくいん定価:1,800 円(税別) B5判 88頁
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一念多念文意・一念多念分別事
宗祖著作の聖教に立ち返った学びを深めていただくことを願いとした聞法テキストシリーズ第1弾。
本文篇と付録篇の二篇構成。本文篇には、本文に加え読解に資する註を、付録篇には、読解の一助として現代語訳や両聖教の対照表、親鸞聖人の略年表を掲載。
『一念多念文意』『一念多念分別事』を学ぶ上での必須テキスト。
定価:1,000 円(税別) A5判 136頁
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改訂 教信沙弥と往生人たち
本願念仏の教えが興隆する以前、親鸞聖人が深く敬慕する教信沙弥をはじめ、命がけで浄土往生を求めて生きた人々がいた。彼らの激しいまでの信仰の姿を尋ね、やがて法然上人・親鸞聖人をまってあきらかにされる本願念仏の信心をとは何かを問う一冊。
※本書は、1995年初版発行の『教信沙弥と往生人たち』に記事を追加した改訂版です。
定価:1,200 円(税別) B6判 192頁
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親鸞の主著 『教行信証』の世界
宗祖親鸞聖人の主著であり、浄土真宗の根本聖典とされる『教行信証』。本書は、この『教行信証』制作において親鸞聖人が担った課題、著述にあたって聖人がとった独特な方法論などを読み解き、そこに書き残された〝凡夫が仏に成る〟仏道を尋ねる。『教行信証』を読むための視座をたしかめる一冊。
※本書は、月刊誌『同朋』(2016年7月号~2018年6月号)に連載された延塚知道氏の「『教行信証』の世界」(全24回)に加筆・修正をいただき、書籍化したものです。定価:1,600 円(税別) 四六判 360頁
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探訪 真宗民俗-儀礼の伝承と現代社会
全国各地の真宗門徒の特色ある信仰の姿や、葬儀、年中行事などの儀礼を、柳田賞受賞の民俗学者・蒲池勢至氏が探訪する「真宗民俗の世界」。日本人の失われつつある古き良き暮らしの一端を垣間見るとともに、現代につながる信仰のありかたを見つめる。
定価:1,600 円(税別) A5判 152頁
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釈尊の呼びかけを聞く 阿弥陀経入門
宗祖親鸞聖人が〝お釈迦さまがこの世にお出ましになられた本意を表されたお経〟と言われる『阿弥陀経』。さまざまな法事・法要の場で読まれるこの経典には、一体何が書かれているのか。お釈迦さまが説かれる阿弥陀仏や極楽(浄土)は、私たちとどう関わるのか…。書き下し・著者意訳とともに、経文に込められた仏意(おこころ)を丁寧に尋ねる、『阿弥陀経』の入門書。
定価:1,000 円(税別) B6判 152頁
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増補 小笠原 登-ハンセン病強制隔離に抗した生涯 真宗ブックレット14
医師であり、真宗大谷派の僧侶でもあった小笠原登師は、国のハンセン病強制隔離政策に抗い、患者への献身的な治療を行った。
師の生涯、医療思想を明らかにするとともに、大谷派のハンセン病問題に対する取り組みの歴史を検証する一冊。
※本書は、2019年12月に小笠原登師の五十回忌が勤まることを機縁として、2003年に発行された『真宗ブックレット№10小笠原 登 ハンセン病強制隔離に抗した生涯』に3名の寄稿を加え、また『小笠原登年譜』を更新し、増補版として発刊したものです。
定価:1,000 円(税別) A5判 164頁
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『御文』のこころ―蓮如上人からの手紙―
500年以上もの間、民衆の暮らしの中で拝読され、親しまれてきた蓮如上人の『御文』。
今もなお、念仏に生きる生活を培い、人々の宗教心を育み続ける、この力ある手紙に込められた上人のこころをたずねる。「末代無智」、「白骨」など、『真宗大谷派勤行集』(赤本)収載の4通を含む代表的な御文8通の意訳と、あじわいをつづる一冊。定価:1,200 円(税別) B6判 136頁
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仏さまの願い―四十八のメッセージ
「仏さまの願い(本願)に学ぶということは、仏さまの願いに「私と私の世界」の課題を聞き続け、応え続けた親鸞聖人の歩んだ道に思いを馳せ、自分自身が生きることの意味を尋ねることです。」(「はじめに」より)
浄土真宗の正依の経典『仏説無量寿経』に説かれる阿弥陀仏の四十八願。すべての衆生を救い、平和・平等・自由の世界を願うこの四十八願に、現代を生きる人間と社会の課題を尋ねる。筆者による四十八願の現代語訳付き。
定価:780 円(税別) 新書判 264頁
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真宗文庫 わが心の歎異抄
鎌倉時代に記され、今なお読まれ続ける『歎異抄』。なぜこれほどまでに読まれ続けているのか。『歎異抄』に人生の中でいちばん影響を受けたという歴史学者・今井雅晴氏が、これまでの歩みをとおして『歎異抄』の魅力を伝える一冊。後半には、『歎異抄』の成立や著者といわれる唯円の人物像などについての研究成果も掲載。
※本書は、2007年に発行した『わが心の歎異抄』に、語句の整理等を加え、真宗文庫としてあらたに発行したものです。
定価:750 円(税別) 文庫判 256頁
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真宗僧伽論―正信偈をとおして―
念仏の教えを聞く者に、どのような共同体、同朋僧伽(どうぼうさんが)が開かれるのだろうか。本書は、親鸞聖人がつくり、蓮如上人が真宗門徒のお勤めとして定着させた仏法讃嘆の歌、「正信偈」をとおして、浄土真宗の歴史をひもとき、真宗における僧伽とは何かを問う一冊。
定価:1,200 円(税別) B6判 164頁
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浄土真宗の儀式の源流 ―『法事讃』を読む―
浄土真宗では、法事を亡き人を案じる「追善の仏事」とせず、亡き人から案じられていたことにうなずき、私たちが真実に生きるということを問題にする「報恩の仏事」としていただく。善導大師の『法事讃』を読み解きながら、儀式の源流をたずねる。
定価:1,400 円(税別) A5判 164頁
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ハンセン病問題に学ぶ学習資料集
近現代におけるハンセン病問題の歴史と大谷派との関わりを学ぶための学習用資料集。巻末には、「近現代ハンセン病問題略年表」、「各療養所の所在地および入所者数一覧」を掲載。
定価:1,200 円(税別) B5判 192頁
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単行本
真宗文庫 浄土真宗の教え―真実の教・行・信・証―
親鸞聖人が、生涯をかけて推敲を重ねた主著であり、浄土真宗の根本聖典である『教行信証』(『顕浄土真実教行証文類』)をやさしくひもとく。
真理が事実としてはたらく“ほんとうの教え”をたずね、私たちの生き方を問い直す一冊。定価:750 円(税別) 文庫判 268頁
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単行本
真宗文庫 現代と親鸞―現代都市の中で宗教的真理を生きる―
親鸞の説く浄土真宗は現代人にどう関わり得るのか。
幅広い視野のもと、他力の信念に回帰することの大切さを説く。定価:750 円(税別) 文庫判 340頁