一般書・単行本

  • 望郷の問い ―永遠の人 親鸞―

    文明の発展により、快適になり続ける私たちの生活。
    一方で、人類誕生から変わることのない、死への不安、生の空しさ…。
    その根源には「人間とは何か」と、存在の故郷を求める永遠の問いが横たわっているのではないだろうか。
    「人間・本願・念仏・信心・生活」の5つのテーマを手がかりに、親鸞聖人の教えをひもとく1冊。

    定価:935 円(税込) 文庫判 244頁

  • 仏教のミカタ2 -仏教から現代を考える31のテーマ

    「仏教のミカタ」シリーズ第2弾。
    「戦争」「レイシズム」「仮想現実」「看取り」など、社会問題や人生の悩み、日々の暮らしの中にある様々な出来事から31のキーワードを抽出し、“仏教のミカタ(見方)から考えてみると?”を提起する1冊。31名の著者が執筆し、各文章の末尾には親鸞聖人などの言葉を紹介。

    定価:935 円(税込) 新書判 260頁

  • 親鸞の証明 「正信偈」のこころ

    時代や国が変わろうと、どれだけ文明が発展してもなくならない人間の問題、孤独や無気力、漠然とした不安…。
    はたしていかなる時代社会にあっても私たちの真の依りどころとなり、生きる力となるものは何なのでしょうか。
    真宗門徒にとってもっとも親しまれるおつとめであり、浄土真宗の精髄(エッセンス)が凝縮された親鸞聖人の偈(うた)「正信偈」を、近現代の真宗教学界を牽引した6名の碩学がリレー形式でひもとく一冊です。

    ※本書は、絶版となっていた1981年初版発刊の『真宗入門 『正信偈』のこころ』を再編集し文庫化したものです。

    定価:1,320 円(税込) 文庫判 408頁

  • ブとタのあいだ

    ロングセラーの名作マンガ「ブッタとシッタカブッタ」シリーズの著者がおくる、<文章+マンガ>で、あらためて考える「自分って何?」「生きるって何?」
    ―シンプルな本来の自分を見つけなおす29編。

    「同朋新聞」で連載された「ブとタのあいだに」に、大幅加筆し書き下ろし5編を加えています。

    定価:1,045 円(税込) 漫画+文章 227頁

  • 精進ごはん おうちでできるレシピ108

    京都料理教室「Relish」主宰の料理家・森かおるさんによる、野菜・豆腐・乾物などを用いた精進レシピ108品を紹介。おかず、ごはん・麺、汁もの・スープ、おやつ、お弁当に、親鸞聖人の好物だったと伝わる小豆や、各地のお寺に伝わるお斎についても取り上げています。
    料理のほか、レッスン1・2・3・4では、「常備菜」「手作りタレ・ドレッシング」「ごはんのとも」「だし」について、毎日のごはん作りが楽しくなる工夫も提案!

    ※本書は、月刊誌『同朋』で連載した「旬のいっぴん精進料理」(2016年7月号から現在)に新たな料理やコラムを加えて書籍化したものです。

    定価:1,430 円(税込) B5変形判 120頁

  • 仏教のミカタ -仏教から現代を考える31のテーマ

    「コロナ」「多様性」「AI(人工知能)」など、現代社会を生きる私たちが直面する課題について、仏教の視点で考えるとどうなるのか。
    誰もが避けて通れない「老い」や「臨床」、さらには「漫画・アニメ」「アート」などを含めた多様なテーマを掲げ、僧侶が仏教の視点からブッダや親鸞の言葉を挙げつつお話しします。現代を生きる私たちの31のテーマについて仏教の視点で考える一冊。

    ※本書は、月刊誌『同朋』(東本願寺出版)における特集のまとめのページ「仏教の視点」(2012年7月から現在)のなかから31の文章を抜粋したものです。

    定価:935 円(税込) 新書判 256頁

  • Q&A浄土真宗の?に答えます

    約800年前の鎌倉時代に親鸞が開いた浄土真宗。お寺の数も多く、日本人にはいちばん身近な仏教の一つであるにもかかわらず、その中身はよく知られていないのでは⁈ そこで、浄土真宗にまつわる素朴な疑問から、教えや歴史などをQ&A形式でわかりやすく紐解く小冊子です。
    手軽なサイズで持ち運びや郵送にも便利なため、ご寺院から門徒さんへお配りいただく施本としても最適です。

    定価:165 円(税込) B6判 32頁

  • 本願寺の軌跡―創建から東西分派、そして現代へ―

    オールカラーの豊富な図版・写真とともにつづる、本願750年の発展史

    親鸞聖人の示寂後、京都・東山の地に建てられたお墓所、大谷廟堂(おおたにびょうどう)。その小さなお堂が、一体どのようにして巨大な両堂を有する現在の真宗本廟(しんしゅうほんびょう)(東本願寺)へと発展したのか…?
    廟堂の寺院化、衰微(すいび)時代と蓮如上人による再興。信長・秀吉・家康ら戦国武将との関りの中生じた東西分派。そして四度にわたる焼失からの再建……。真宗の教えに生き、護り伝えんとする人々の志願に満ちた750年の軌跡(ものがたり)をたどる。

    定価:1,540 円(税込) A5判 88頁

  • 子どもと読みたいほとけさまのおはなし ―24のレターブック―

    「いい天気ってどんな天気のこと?」
    「人生で大事なことって何?」
    「死ぬことはこわい?」
    子どもは感じた疑問を素朴な言葉で伝えてくれます。私たち大人もそんな感性をもっていたはずなのに、どこに置いてきてしまったのでしょう。
    子どもの素朴な疑問を大切にする。子どもの頃の自分にあらためて会う。そんな子どもと大人をつなぎ、一緒にほとけさまのお話を聞く一助となることを願った子どもも大人も読める短編の法話集です。仏教や東本願寺に関するミニコラムも掲載。

    定価:715 円(税込) 文庫判 164頁

  • マンガで味わうブッダの教え 帰り道で話そうよ

    お経の中には、実は、私たちの生活にとても身近な話がたくさん。本書では、そんなお経のたとえ話(25話)を、小学3年生の吉野果奈(よしのかな)ちゃんと、近所のお寺の住職・平江相海(ひらえそうかい)さんのやりとりを通して“マンガ”で紹介! あわただしい往き道では見落としていたことも、帰り道には気づくこともある…。そんな大切な気づきを与えてくれるマンガ。

    定価:880 円(税込) A5判 120頁

  • 親鸞の「いのちの歌」 正信偈入門

    浄土真宗の教えのエッセンスがつまった親鸞聖人の偈(うた)「正信偈」。その全百二十句を書き下し・著者意訳とともに易しく読み解き、言葉の意味と〝こころ〟にふれる。はじめて「正信偈」の内容を学ぼうとする方に、まず手に取っていただきたい一冊。
    ※本書は、東本願寺出版発行の『正信偈の教え』全3巻をまとめ、文庫化したものです。

    定価:1,320 円(税込) 文庫判 432頁

  • 親鸞聖人の自筆にふれる正信念佛偈

    親鸞聖人が生涯推敲を重ねられた主著であり、聖人の自筆として国宝指定されている『教行信証』坂東本。本書はその中から真宗門徒のお勤めとして親しまれる「正信偈」の全文をオールカラーで掲載。朱書きや墨で塗り消してからの修訂など、自筆でなければ見ることのできない思索の跡をとおして、聖人のおこころにふれる一冊。

    【ご注文方法】
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    ②『メール』→books@higashihonganji.or.jp
     ※書籍名・お届け先住所・氏名・電話番号をご記入の上、送信ください。
    ③『TOMOぶっく』(東本願寺出版書籍購入サイト)→左の水色のボタン
     ※会員登録が必要です。

    定価:1,100 円(税込) B5判 56頁

  • 仏教と人間教育 そして真宗

    「他者と共に生きる事」の大切さは理解できても、自己中心性を離れることができない私たち。それでも、朋(とも)なる社会の実現を諦めず、明るい未来へ向かうには一体どうすればいいのか…。次代を担う子ども達のために仏教・真宗教育がもつ意義を、ブッダ、親鸞聖人の教えをとおして尋ねる。

    定価:385 円(税込) 文庫判 88頁

  • 大原千鶴のお斎レシピ 素材を楽しむ精進料理|東本願寺出版

    大原千鶴のお斎レシピ 素材をたのしむ精進料理

    仏事に際していただく「お斎(とき)」には、縁ある者が共にいのちをいただくという心が込められています。そのお斎の伝統と精神を大切に、京都で生まれ育った料理家・大原千鶴さんが、京都・東本願寺発の「お斎レシピ」としてアレンジ。素材から選べて、かんたんに、おいしく作れる精進料理77品を紹介。

    〈目次〉
    はじめに
    「だし」について
    本書の使い方
    第1章 野菜
    第2章 いも・きのこ
    第3章 豆類・こんにゃく
    第4章 乾物・海藻
    お膳例(和風・洋風)
    お斎のこころ
    さくいん

    定価:1,980 円(税込) B5判 88頁

  • 一念多念文意・一念多念分別事|東本願寺出版

    一念多念文意・一念多念分別事

    宗祖著作の聖教に立ち返った学びを深めていただくことを願いとした聞法テキストシリーズ第1弾。
    本文篇と付録篇の二篇構成。本文篇には、本文に加え読解に資する註を、付録篇には、読解の一助として現代語訳や両聖教の対照表、親鸞聖人の略年表を掲載。
    『一念多念文意』『一念多念分別事』を学ぶ上での必須テキスト。

    定価:1,100 円(税込) A5判 136頁

  • 改訂 教信沙弥と往生人たち|東本願寺出版

    改訂 教信沙弥と往生人たち

    本願念仏の教えが興隆する以前、親鸞聖人が深く敬慕する教信沙弥をはじめ、命がけで浄土往生を求めて生きた人々がいた。彼らの激しいまでの信仰の姿を尋ね、やがて法然上人・親鸞聖人をまってあきらかにされる本願念仏の信心をとは何かを問う一冊。
    ※本書は、1995年初版発行の『教信沙弥と往生人たち』に記事を追加した改訂版です。

    定価:1,320 円(税込) B6判 192頁

  • 親鸞の主著 『教行信証』の世界|東本願寺出版

    親鸞の主著 『教行信証』の世界

    宗祖親鸞聖人の主著であり、浄土真宗の根本聖典とされる『教行信証』。本書は、この『教行信証』制作において親鸞聖人が担った課題、著述にあたって聖人がとった独特な方法論などを読み解き、そこに書き残された〝凡夫が仏に成る〟仏道を尋ねる。『教行信証』を読むための視座をたしかめる一冊。
    ※本書は、月刊誌『同朋』(2016年7月号~2018年6月号)に連載された延塚知道氏の「『教行信証』の世界」(全24回)に加筆・修正をいただき、書籍化したものです。

    定価:1,760 円(税込) 四六判 360頁

  • 探訪 真宗民俗-儀礼の伝承と現代社会|東本願寺出版

    探訪 真宗民俗-儀礼の伝承と現代社会

    全国各地の真宗門徒の特色ある信仰の姿や、葬儀、年中行事などの儀礼を、柳田賞受賞の民俗学者・蒲池勢至氏が探訪する「真宗民俗の世界」。日本人の失われつつある古き良き暮らしの一端を垣間見るとともに、現代につながる信仰のありかたを見つめる。

    定価:1,760 円(税込) A5判 152頁

  • 釈尊の呼びかけを聞く 阿弥陀経入門|東本願寺出版

    釈尊の呼びかけを聞く 阿弥陀経入門

    宗祖親鸞聖人が〝お釈迦さまがこの世にお出ましになられた本意を表されたお経〟と言われる『阿弥陀経』。さまざまな法事・法要の場で読まれるこの経典には、一体何が書かれているのか。お釈迦さまが説かれる阿弥陀仏や極楽(浄土)は、私たちとどう関わるのか…。書き下し・著者意訳とともに、経文に込められた仏意(おこころ)を丁寧に尋ねる、『阿弥陀経』の入門書。

    定価:1,100 円(税込) B6判 152頁

  • 増補 小笠原 登-ハンセン病強制隔離に抗した生涯 真宗ブックレット14|東本願寺出版

    増補 小笠原 登-ハンセン病強制隔離に抗した生涯 真宗ブックレット14

    医師であり、真宗大谷派の僧侶でもあった小笠原登師は、国のハンセン病強制隔離政策に抗い、患者への献身的な治療を行った。
    師の生涯、医療思想を明らかにするとともに、大谷派のハンセン病問題に対する取り組みの歴史を検証する一冊。

    ※本書は、2019年12月に小笠原登師の五十回忌が勤まることを機縁として、2003年に発行された『真宗ブックレット№10小笠原 登 ハンセン病強制隔離に抗した生涯』に3名の寄稿を加え、また『小笠原登年譜』を更新し、増補版として発刊したものです。

    定価:1,100 円(税込) A5判 164頁