「古いお守りを持ち続けることは問題ないのかな?返納したくない場合はどうすればいい?」
古いお守りを持ち続けることは問題ないのか、「昔のお守りを持っている」「返納したくない」などで心配になっていませんか?
思い入れのあるお守りを手放したくないけど、持ち続けると逆効果で悪いことが起こるかもしれないなんて考えてしまうでしょう。
- 古いお守りを持ち続けても問題ない?
- 古いお守りはどうやって処分すればいい?
- 古いお守りを保管する際の注意点を知りたい!
など、古いお守りを持ち続けている方にとっては知りたいことがたくさんあるでしょう。
そこで今回は、古いお守りを持ち続けることは問題ないのか?という疑問についてお答えしていきます。
さらに古いお守りの返納方法や、基本的なお守りの取り扱い方もお話ししていきますので、ぜひ役立ててみてください!
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古いお守りを持ち続けることは問題ない?運気が悪くなることは?
「古いお守りを持ち続けたら悪いことが起こってしまう?」そう思っている方は少なくないでしょう。
古いお守りを持ち続けることは決して悪いことではなく問題もありませんし、運気が悪くなることもありません。
ただし、持ち続けるなら大切にすることが重要です。
そこで、次の事柄についてひとつひとつ詳しくお話ししていきますね!
- 古いお守りを持ち続けても問題はない
- 現在ではお守りの有効期限は1年だという考え方が一般的
- 古いお守りを記念にとっておく場合は放置してはいけない
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古いお守りを持ち続けても問題はない
古いお守りを持ち続けても、バチが当たったり、不運に見舞われることはありません。
ではなぜ、古いお守りを持ち続けるのは良くないと考えられているのでしょうか?
- 「お守りの効力は時間が経つと消えてしまう」という考えが広まっているから
- お守りは自分の代わりに悪い気や厄災を吸い取ってくれているため、長く持ちすぎると悪いものが全部自分に返ってくると考えられているから
このように、古いお守りにネガティブなイメージがついてしまっているのです。
しかしそもそもお守りは縁起物なので、持っている人を不幸にする力は備わっていません。
本来は持ち主を守ってくれるものなのに、長く持ち続けているだけで神様が怒って次々に悪い出来事を運んでくるとは考えにくいですよね。
現在ではお守りの有効期限は1年だという考え方が一般的
一般的にお守りは「1年間で効力がなくなる」と考えられています。
ただ、種類によっては「願いが叶った時に返納」「役目を終えた時期に返納」という形をとるのが良いでしょう。
では、1年に1回返納し新しいお守りと交換した方が良いお守りの一例を上げていきますね。
- 交通安全
- 健康祈願
- 家内安全
- 無病息災
これらは1年に1度初詣に行ったタイミングで返納し、その年のために新しいものに交換するのがベストでしょう。
「願いが叶った時」「役目を終えた時期」に返納すべきお守りの一例は、以下の通りです。
- 合格祈願
- 縁結び
- 安産祈願
- 病気平癒
上記のように「受験合格のため」「無事出産するため」など明確な目的があって持つお守りに関しては、期間に縛られる必要はありません。
「受験期間が終わった」「出産を終えた」といったタイミングで返納しましょう。
古いお守りを記念にとっておく場合は放置してはいけない
「大切な人からもらった」「自分にとって思い出深いもの」そんなお守りは、たとえ1年経ったとしても手放したくないですよね。
古いお守りを記念にとっておくのは問題ありませんが、放置してしまうのはよくありませんよ。
- たとえ古いお守りでも、効力を信じて神様に感謝する気持ちを忘れない
- 定期的に神社へ参拝し、神様にしっかりとお礼を伝える
上記のことを意識して、ずっと大切に扱うことが重要です。
ただ単に「返納するのが面倒」という理由で古いお守りを放置するのだけは、絶対にやめておきましょう。
古いお守りはどうすればいい?返納先の神社やお寺はどこでもOK?
ここでは、古いお守りを処分したい時の方法について紹介していきます。
- 古いお守りは神社やお寺に返納するのが基本
- 返納場所は購入した神社やお寺でなくてもOK
- 古神札納め所を常設している大きな神社に納める
- 時期が合えば「どんど焼き」でお焚き上げしてもらう
- 郵送での返納も可能
- 自宅でも供養してはいけない?
基本的な返納方法を理解した上で、感謝の気持ちを込めて手放すことが大切ですよ。
では、それぞれ詳しくお話ししていきますね!
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古いお守りは神社やお寺に返納するのが基本
古いお守りを手放すと決めたら、購入した神社やお寺に出向いて返納するのが基本です。
神社やお寺に返納する際の方法は、2つあります。
- 「古神札納め所」に返納する
- お焚き上げに出す
処分してもらうことだけを目的に足を運ぶのではなく、守ってくださった神様に感謝に気持ちをこめてお賽銭を納めましょう。
基本的に返納は無料で受け取ってもらえますが、お守りの数が多いと料金が発生する場合もあるので事前に確認してみてくださいね。
返納場所は購入した神社やお寺でなくてもOK
旅先で購入したお守りや、遠方に住んでいる方から貰ったお守りなど、自分で返納しに行くのが難しい場合もあるでしょう。
基本的には、購入した神社やお寺ではなくても古いお守りを返納することは可能ですよ。
ただし、以下のことには注意しておいてください。
- 神社で購入したお守りは神社に、お寺で買ったお守りはお寺に返納する
- 返納先がお守りを購入した神社やお寺と同じ宗派であるか確認しておく
神社とお寺は似て非なるもので、全く異なる宗教施設です。
神社のお守りをお寺に返し、お寺のお守りを神社に返すというのは、神様に対して失礼な行為とされているので気をつけましょう。
また、神社やお寺は様々な宗派に分かれていて、異なる宗派のお守りは受け付けてくれない場合もあります。
ですので、事前に問い合わせて受け入れてくれるか確認した方が良いでしょう。
古神札納め所を常設している大きな神社に納める
神社で納めようと思っても小さめの神社などでは、古神札納め所を初詣の時期にしか置いていないケースもありますよね。
その場合は、古神札納め所を常設している大きな神社に納めるといいでしょう。
大規模で有名な神社ならほとんどの場合設置していますが、事前に問い合わせると確実ですね。
こちらの場合でも単に納めるのではなく、きちんとお賽銭を入れて心を込めてお礼をいいましょう。
時期が合えば「どんど焼き」でお焚き上げしてもらう
毎年1月15日前後に行われる「どんど焼き」でお焚き上げしてもらうのもいい方法です。
どんど焼きは地方によっては「左義長」「とんど」などと呼ばれます。
お正月のしめ飾りや書初めの書き損じを焼くのですが、お守りやお札なども大丈夫です。
ただし、鈴などの燃えない飾りなどは事前に取り外すなど、地域によってルールがあるので注意しましょう。
どんど焼きは都市部ではあまり見られなくなっているものの、23区内の神社や都内の小中学校で行われているケースもあります。
郵送での返納も可能
自分で返納しにいくのが困難な場合は、郵送での返納が可能な神社やお寺を利用するのも方法の1つです。
料金などはそれぞれの神社・お寺で異なりますので、ホームページで確認するか問い合わせてみましょう。
ただ、全ての神社やお寺が郵送での返納を受け付けているわけではありません。
何の連絡もせずに一方的に古いお守りを送るのは、非常識な行動なので絶対にやめておきましょう。
郵送で返納する際も、きちんと神様に「ありがとうございました」とお礼を言ってから手放すことを心掛けてくださいね。
自宅でも供養してはいけない?
「どうしても返納しに行く時間がない」「郵送先も見つからない」そんな場合は、自宅で処分するのも手段の1つです。
ただ、他のゴミと同じように、気軽にゴミ箱へポイッと捨ててしまうのは絶対にだめですよ。
古いお守りを自分でしっかりと供養してから処分する方法は、以下の通りです。
- 白い和紙や半紙を広げ、その上にお守りを置く
- 粗塩をひとつかみ分手に持ち、お守りの左に1回、右に1回、そして最後にまた左に1回かける
- 和紙や半紙でお守りを包んで、可燃ゴミに出す
もし和紙や半紙がない場合は、コピー用紙を使用しても問題ありません。
また、粗塩がないのであれば代わりに普通の塩を使用しましょう。
しっかりとお清めすれば生活ゴミの中に混ぜて処分しても大丈夫ですが、できればお守りだけ単体で可燃ゴミに出した方が良いですよ。
ただし、地域のゴミ捨てルールをきちんと確認してから処分しましょう。
「ありがとうございます」と心の中で感謝を伝えながら、お清めを行ってくださいね。
古いお守りの保管方法は?お守りの基本的な取り扱い方法
古いお守りを持ち続けるのは問題ありませんが、神聖なものなので適当に扱うのは絶対にやめておきましょう。
基本を守って正しく取り扱えば、古いお守りでもご利益アップが狙えますよ。
では、お守りの基本的な取り扱い方法を紹介していきます!
- お守りは身につけるのが基本
- お守りケースやお守り袋に入れるのもおすすめ
- 保管する場合は場所に注意
お守りは身につけるのが基本
お守りはしまい込んでおくのではなく、身につけるのが正しい取り扱い方です。
最も良いのはお守りに紐をつけて首から下げるという方法ですが、抵抗がある方が多いでしょう。
- いつも使っているカバンのポケットに入れておく
- 交通安全の場合は車内、合格祈願なら通学用のカバンなど、ゆかりのあるものにつける
このように、身近なものにつけておくのが望ましいです。
ただ、お守りを財布に入れる場合は少し注意する必要があります。
お守りが入っている財布をお尻のポケットに入れるのは、「神様にお尻を向ける」ということと同じです。
神様に対して失礼な行為にあたるので、絶対にしないよう心掛けましょう。
お守りケースやお守り袋に入れるのもおすすめ
カバンの中に入れるだけでは汚してしまいそう、付けておくと落とすのが心配という方は「お守りケース」「お守り袋」に入れるのもおすすめです。
専用のお守りケースや袋に入れておけば、汚れる心配はありません。
しっかりしたキーホルダーが付いているタイプなら、カバンに付けたときに落とすリスクも少なくなります。
高級感あふれる革製のお守りケースや、かわいい和柄の布で作られた袋などが販売されています。
シンプルで目ただないタイプもありますので、自分の好みに合ったものを選んでみてください。
保管する場合は場所に注意
お守りを持ち歩かず自宅に置いておきたい場合は、保管する場所に注意しなければいけません。
以下の2つのポイントを押さえておいてください。
- 自分の目線よりも少し高い場所
- きれいで明るい場所
神棚やきれいに整頓された本棚など、神様が快適に過ごせる場所を選びましょう。
お守り置きとして、小さなお宮さんも市販されているので利用するのもいいですね。
引き出しの中にしまい込んだり、目につかないほど高すぎる場所に置くのは良くありません。
お守りを置いておく場所は、常に清潔に保つことも忘れないでくださいね。
まとめ
今回は古いお守りを持ち続けることは問題ないのか、返納したくない場合はどうすればいいのか、などをお話ししてきました。
古いお守りを持ち続けるのは問題はありませんが、返納すべきお守りもあります。
- 古いお守りを持ち続けても問題はない
- 現在ではお守りの有効期限は1年だという考え方が一般的
- 1年で返納すべきなのは、交通安全や健康祈願など
- 合格祈願や縁結びなどは願いが叶った時に返納する
- 古いお守りを記念にとっておく場合は放置してはいけない
古いお守りの処分方法についても、次の通りご紹介しています。
- 古いお守りは神社やお寺に返納するのが基本
- 返納場所は購入した神社やお寺でなくてもOK
- 古神札納め所を常設している大きな神社に納める
- 時期が合えば「どんど焼き」でお焚き上げしてもらう
- 郵送での返納も可能
- 自宅でも供養できる方法がある
保管するなら、次の点に注意しましょう。
- お守りはカバンなどに入れて身につけるの
- お守りケースやお守り袋に入れるのもおすすめ
- 保管場所は目線より少し高く、綺麗で明るい場所
- 神棚や整頓された本棚などに保管する
- 保管場所はいつもきれいにしておく
返納する際は、神様にこれまで守ってくれたことへのお礼をしっかりと伝えましょう。
ずっと古いお守りを持っていたい場合はいつも身につけるか、神棚や整頓された本棚などに丁寧に保管してください。