『お斎って?精進料理って?』書籍のご紹介
『お斎(とき)』とは、報恩講をはじめ仏事の際に皆で集まって食事(精進料理が基本)をいただく場のことを言います。
『精進料理』はもともと「殺生を避ける」「煩悩を刺激しない」ように菜食・粗食をする修行僧のための料理でしたが、現在では四季折々の旬の食材を楽しめる健康食としても注目が高まっています。
今回は、難しそうな精進料理もプロのコツでさっと作れるおいしい一品に!ということで、京都の食文化を守り伝えてこられた料理家の【森かおる】さん・【大原千鶴】さんにご協力いただいた東本願寺発のレシピ本をご紹介します。
ご紹介する3冊とも東本願寺におけるお斎の伝統とその精神、各地に伝わるお斎についても取り上げています。
連綿と伝承されてきた仏事でのお斎の場の回復と、未来への継承を願うとともに、「共食」の場が持つ「人々をつなぐ力」を大切に育んできた、お斎の文化の再評価にもつながっていくことを願っております。
①『精進ごはん おうちでできるレシピ108』
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森 かおる (著)
B5変形判 / 120頁
定価:1,430円(税込)
京都料理教室「Relish」主宰の料理家・森かおるさんによる、野菜・豆腐・乾物などを用いた精進レシピ108品を紹介。
また、料理のほか「常備菜」「手作りタレ・ドレッシング」「ごはんのとも」「だし」について、毎日のごはん作りが楽しくなる工夫も提案した1冊となっています。
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②『大原千鶴のお斎レシピ 素材をたのしむ精進料理』
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大原 千鶴 (著)
B5判 / 88頁
定価:1,980円(税込)
雑誌やテレビ(「きょうの料理」「あてなよる」など)のメディア出演など多方面で活躍されている料理研究家・大原千鶴さんによる、食を慈しみ大切にいただくお斎レシピ77品を紹介。
ひとつの食材を、主菜・副菜・汁物・主食・デザートなどバリエーションをつけ、熟/爽/彩の3つにカテゴリー分けしてあるので、献立を立てるときの目安となる1冊です。
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③『お斎レシピ みんなでおいしい精進料理』
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大原 千鶴 (著)
B5判 / 96頁
定価:1,980円(税込)
雑誌やテレビ(「きょうの料理」「あてなよる」など)のメディア出演など多方面で活躍されている料理研究家・大原千鶴さんによる、食を慈しみ大切にいただくお斎レシピ70品を紹介。
少ない食材で、シンプルな調理法でできるものばかりですが、和食だけではなく、洋風や中華など、現代風にアレンジしたものもあり、ご家庭での食事にもピッタリ!食の大切さを見直すきっかけとなる一冊です。
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