【東本願寺出版】月刊誌『同朋3月号』を発売しました | 東本願寺出版
2021年3月1日(月)

【東本願寺出版】月刊誌『同朋3月号』を発売しました

今月号の特集は「3・11から10年 被災地の光と影」。

2011年3月11日に起きた東日本大震災とそれに続いた東京電力福島第一原発事故から10年。被災地では、住宅やインフラなどハード面の復興は進んだものの、コミュニティの再生などソフト面の遅れが指摘されます。また原発事故の被害を受けた地域では、住民の一部帰還が始まる一方で、いまだに数万人が避難を継続中。そして何よりも、亡くなった方々を忘れることなく、いまも悼みつづける人々の心があります。私たちは被災地のこうした現実から何を学ぶのか…。この10年間に起きたことを見つめ直し、自分自身の生き方を考えます。

巻頭インタビューは大友良英さん(音楽家)。福島県出身・在住のアーティストらとともに「プロジェクトFUKUSHIMA!」を立ち上げ、音楽を中心としたフェスティバルを開催している大友さんに、改めて活動への思いを伺います。

対談は千葉望さん(ノンフィクションライター)と栗田暢之さん(特定非営利活動法人レスキューストックヤード代表理事)です。あの日から10年を越えて、さらに私たちが東北の被災地に見聞すべきものを考えます。

また、今月号の表紙イラストには、三陸海岸を見下ろす丘にある『風の電話』が用いられています。『風の電話』では人々の大切な人への思いが、今も語られ続けており、昨年この場をモチーフとした映画も上映されました。

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