『手に取りやすい!伝道ブックス』書籍のご紹介 | 東本願寺出版
2022年6月13日(月)

『手に取りやすい!伝道ブックス』書籍のご紹介

『伝道ブックスシリーズ』は、身近な話題から浄土真宗を考えたり、宗派の取り組みを伝えたりすることをコンセプトとし、仏教の専門用語を極力使わずご門徒や一般の方でも理解しやすい内容を心がけています。また、手に取りやすい大きさと価格で、寺院からご門徒への施本としても活用いただいております。

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今回は、今年発行しました2冊の伝道ブックスをご紹介します。

 

①『南無阿弥陀仏の道 -『教行信証』「総序」をたずねて-』(伝道ブックス85)

宗 正元 (著)
新書判 / 64頁
定価:275円(税込)

私たちは、南無阿弥陀仏の仏法に本当に遇うことができているのでしょうか…?

「たまたま南無阿弥陀仏の仏法に出遇わせていただいたご縁を振り返ってみると、よきひと、よき友が思い起こされてくる」と述べられる筆者が、「本当の出遇い」とは何かを語りかけてくださっています。

親鸞聖人の主著『教行信証』冒頭の「総序」の文を手がかりに、身近な人、そして師友との出遇いを見つめなおし、『南無阿弥陀仏の道』をたずねる一冊となっています。
本書を通して今いちど、〝真宗との出遇い〟を確かめるご縁となることを願っています。

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②『人間で在ることの課題』(伝道ブックス84)

中川 皓三郎 (著)
新書判 / 96頁
定価:275円(税込)

本書は、真宗大谷派沖縄別院「成道会」(2010年12月)における中川氏の記念講演「人間で在ることの課題―釈尊は、何に目覚めて仏陀に成られたのか―」をもとに書籍化したものです。

中川氏は、私たち人間は誰もがお互いに仲良く生きたいという願いを根底にもちながらも、自己中心的な在り方を決して離れられない存在であると説きました。しかし、またそのような私たちが、「南無阿弥陀仏」の呼びかけにおいて、傷ましい自己のすがたを知り、互いをきょうだいとして生きる世界に目覚めていくこと、それが人間で在る私たちの課題であることを示してくださいました。

2023年に「宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」をお迎えします。特に、法要に向け見いだされたテーマ「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」について確かめ合うにあたり、本書がその一助となることを願っています。

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