真宗文庫(真宗教育シリーズ含む)
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真宗文庫 親鸞の世界
半世紀前、各界の注目を集めた『親鸞の世界』が、真宗文庫として新装発行!!
1961年、宗祖親鸞聖人700回御遠忌を機に、当時の仏教会を代表する鈴木・曽我・金子の三氏が、西谷教授の司会で3日間にわたり京都・比叡山上において討論した世紀の記録。
2011年、親鸞聖人750回御遠忌を機縁に、新装改訂版として再び世に送るもので、まるで肉声が聞こえんばかりの激論に、50年前にタイムスリップしたように思わず引き込まれていく。
700回御遠忌の際に京都会館で行われた三氏の御遠忌記念講演も収録。
定価:1,650 円(税込) 文庫変形判 446頁
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真宗教育シリーズ1 安心してがんばれる世界を
「そのままで尊い」という世界にふれることができれば、人は安心して自らの場において力を尽くすことができる。成果主義の世の中にあって、親鸞聖人の教えに基づく教育とは何かを語る。
定価:385 円(税込) 文庫判 80頁
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真宗教育シリーズ2 ほんとうに生きるということ
「共に助け合って生きる」世界に生きていこうと歩み出すことによって、私たち一人ひとりの身に「ほんとうの人間」になっていく人生が始まる。「人間で在ることの課題」に応えられた親鸞聖人の教えと共に、「浄土真宗」に基づく「真宗教育」とは何かを語る。
定価:385 円(税込) 文庫判 84頁
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真宗教育シリーズ3 非常識のススメ
現代は「非常識」や「異なり」は認められない。今の教育には失敗できるチャンスが与えられない。社会の価値観から、はみ出せない。では本当の自由とは、学びとは何だろうか。現代社会における「真宗教育」のあり方を語る。
定価:385 円(税込) 文庫判 88頁
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真宗教育シリーズ4 大きな願いに生きよう
本当のいのちの意味というものを互いに確かめあっていけるような社会とは。人間の持つ価値観を超えて、共に仏さまの大地に根を下ろして生きていこうと願う人間教育のあり方を、親鸞聖人や先人の教えから語る。
定価:385 円(税込) 文庫判 84頁
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真宗教育シリーズ5 苦悩を超えて歩む
苦しみや悲しみを超えて念仏の教えに生きた人たちの言葉に感動し、自分自身の生き方をあらためて見つめた生徒たちの心の動きを紹介しながら、親鸞聖人に学んでいく。
定価:385 円(税込) 文庫判 80頁
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真宗教育シリーズ6 「私」をあきらかにする仏教
近代理性主義における人間の問題を指摘しつつ、釈尊から親鸞へとつながる教えの根本にある思想をとおして、「生かされている私」であるという自覚に立った真宗教育のあり方を語る。
定価:385 円(税込) 文庫判 74頁
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真宗文庫 浄土真宗―往生と不退―
あなたは、浄土真宗と他の宗教との違いがわかりますか。宗教があいまいになった現代だからこそふれてほしい、親鸞が見出した世界。
真宗大谷派の元教学研究所所長が最晩年に遺した「浄土真宗とは何か」を問う5回の講義録。昭和63年に初版が発行された単行本を真宗文庫で再発刊
定価:825 円(税込) 文庫判 240頁
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真宗文庫 地獄と極楽
日常の言葉としても馴染みのある「地獄」と「極楽」をテーマにした法話を書籍化。私たちが生きていくために大切なことをおしえている「地獄」と「極楽」の世界を明らかにする。
定価:715 円(税込) 文庫判 176頁
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真宗文庫 すべてが君の足あとだから―人生の道案内―
楽しいこと、幸せなこと、悲しいこと、苦しいこと…。生きている限り誰もが出会う、さまざまな出来事や感情。 その「すべて」が決して消すことのできない大事な大事な足あとだから―。そう、悲しみさえも…。
幼い頃に両親と別れ、「悲しみ」と「不安」だらけで生きてきた著者の赤裸々な人生の告白と、そんな著者だからこそ伝えたい、悩めるすべての人に向けた、やさしいメッセージ集と生き方のヒント。
定価:825 円(税込) 文庫判 240頁
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真宗文庫 僧侶31人のぽけっと法話集(おぼうさん31にんのぽけっとほうわしゅう)
1951年から2015年まで放送されていたラジオ番組「東本願寺の時間」で放送された法話から、一日一話お念仏の教えに出遇ってほしいという願いのもと、31話を選出しました。
31人の僧侶がそれぞれの生活の中でのできごとをとおして、仏さまの教えを語る短編法話集です。
「生きるとはなんだろう」「供養することの意味は」「南無阿弥陀仏ってどういうこと?」…など、日ごろあらためて考えることの少ない事柄について、一歩足を止めてみる、そんなお話がつまっています。
どのお話も難しい仏教用語はほとんど使わずに、やさしい語り口で書いてあるので、はじめて仏教にふれる方にもおすすめの一冊。
1話が4~5頁と短く、また持ち運びのしやすい文庫サイズなので、移動時間やちょっとした待ち時間などに手軽に読むことができます。
定価:825 円(税込) 文庫判 196頁
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真宗文庫 暮らしのなかの仏教語
「有頂天」「微妙」「有り難う」「世界」など「48語」を手がかりに、仏さまからのメッセージと、今まで知らなかった言葉の世界を説き開く。
定価:825 円(税込) 文庫判 254頁
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単行本
真宗文庫 歴史のなかの親鸞―真実のおしえを問う―
親鸞があきらかにした浄土真宗は、日本仏教史においてどうような意味をもつのか。
平安末期から鎌倉時代の宗教状況を踏まえ、
法然から親鸞へ受け継がれた「宗教改革」の実像を、
実証的歴史学の視点からあきらかにする。定価:825 円(税込) 文庫判 334頁
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単行本
真宗文庫 親鸞が出遇った釈尊―浄土思想の正意―
「私がいて、私が生きる」のではない、もろもろの因縁のままに「生かされている私」がいるだけである。
釈尊による≪縁起の道理≫の発見とその展開とを跡づけながら、親鸞の浄土思想の中核へと導く。
定価:825 円(税込) 文庫判 274頁
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単行本
真宗文庫 釈尊から親鸞へ―七祖の伝統―
親鸞が大切にした7人の高僧。
釈尊から法然に至る真実の仏教の伝承を、
インド、中国、日本の三国の七高僧の
願生のこころのなかに読み取り、親鸞の真宗仏教への思いをたどる。定価:825 円(税込) 文庫判 318頁
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単行本
真宗文庫 親鸞の仏道―『教行信証』の世界―
親鸞の主著『教行信証』。一般には、親鸞が浄土真宗興起のために
思索を重ねて築きあげた教義の体系であると思われているが、
その底に流れるものは、「誓願一仏乗」の仏道に至りついた親鸞の表白である。
本書は、その親鸞の肉声へ読者をいざなう。定価:825 円(税込) 文庫判 292頁
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単行本
真宗文庫 親鸞の教化―和語聖教の世界―
如来の教化にあずかった身として、人々にそれをどう伝えるか――。
親鸞が課題とした「教化」について、『唯信鈔文意』や『一念多念文意』、
『三帖和讃』、御消息など、和文で綴られた著作(和語聖教)を通して尋ねる。定価:825 円(税込) 文庫判 298頁
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単行本
真宗文庫 親鸞の説法―『歎異抄』の世界―
親鸞の語録『歎異抄』をとおして、真宗の精髄を読み解き、
私たちが『歎異抄』の心にいかに救われるかを考える。定価:825 円(税込) 文庫判 328頁
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単行本
真宗文庫 親鸞から蓮如へ 真宗創造―『御文』の発遣―
戦国乱世の中、蓮如が人びとに送り届け、
無数の真宗門徒を生んだ『御文』の精神を読み解き、蓮如の思想的歩みに迫る。定価:825 円(税込) 文庫判 306頁
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単行本
真宗文庫 近代日本と親鸞―信の再生―
明治維新以降に未曾有の危機にあった近代日本仏教界において、
親鸞の信に自らの生命の糧を見出し、近代教学を模索した先覚者たちの群像を訪ねる。定価:825 円(税込) 文庫判 326頁
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単行本
真宗文庫 現代と親鸞―現代都市の中で宗教的真理を生きる―
親鸞の説く浄土真宗は現代人にどう関わり得るのか。
幅広い視野のもと、他力の信念に回帰することの大切さを説く。定価:825 円(税込) 文庫判 340頁
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真宗文庫 わが心の歎異抄
鎌倉時代に記され、今なお読まれ続ける『歎異抄』。なぜこれほどまでに読まれ続けているのか。『歎異抄』に人生の中でいちばん影響を受けたという歴史学者・今井雅晴氏が、これまでの歩みをとおして『歎異抄』の魅力を伝える一冊。後半には、『歎異抄』の成立や著者といわれる唯円の人物像などについての研究成果も掲載。
※本書は、2007年に発行した『わが心の歎異抄』に、語句の整理等を加え、真宗文庫としてあらたに発行したものです。
定価:825 円(税込) 文庫判 256頁
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仏教と人間教育 そして真宗
「他者と共に生きる事」の大切さは理解できても、自己中心性を離れることができない私たち。それでも、朋(とも)なる社会の実現を諦めず、明るい未来へ向かうには一体どうすればいいのか…。次代を担う子ども達のために仏教・真宗教育がもつ意義を、ブッダ、親鸞聖人の教えをとおして尋ねる。
定価:385 円(税込) 文庫判 88頁
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子どもと読みたいほとけさまのおはなし ―24のレターブック―
「いい天気ってどんな天気のこと?」
「人生で大事なことって何?」
「死ぬことはこわい?」
子どもは感じた疑問を素朴な言葉で伝えてくれます。私たち大人もそんな感性をもっていたはずなのに、どこに置いてきてしまったのでしょう。
子どもの素朴な疑問を大切にする。子どもの頃の自分にあらためて会う。そんな子どもと大人をつなぎ、一緒にほとけさまのお話を聞く一助となることを願った子どもも大人も読める短編の法話集です。仏教や東本願寺に関するミニコラムも掲載。
定価:715 円(税込) 文庫判 164頁