「1976年生まれはやばいって本当なの?昭和51年のあるあるや特徴が知りたい!」
1976年生まれはやばいとよくいわれているため、聞いたことがある方もいるでしょう。
自分あるいは大事な人が1976年生まれの場合、このような疑問を持っているのではないでしょうか。
- 1976年生まれはやばいって本当?
- 昭和51年のあるあるや特徴は?
- 昭和51年生まれの有名人は?
そこで今回は、1976年生まれがやばいと言われている理由をご紹介します。
1976年生まれの芸能人や有名人もまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1976年生まれはやばいって本当?「やばい」と言われる理由は?
結論からいうと、1976年生まれがやばいと言われているのは本当です。
ただ、なぜ多くの世代がある中で1976年生まれがやばいと言われているのでしょうか?
理由を5つ紹介します。
- 本格的な就職氷河期を経験した世代
- バブルとの落差が最も大きかった世代
- 熾烈な受験戦争を経験しているから
- 就職後、何度も経済危機を経験している
- デジタルへの急転換を迫られた世代
本格的な就職氷河期を経験した世代だから
就活はここ最近では「売り手市場」と呼ばれるようになっていますよね。
今は学生が自分のしたいことや好きなこと、条件を理由に、自由に就職先を選べるようになっているといえるでしょう。
しかし就職氷河期は、全く事情が異なります。
1976年生まれがちょうど就活に差し掛かった1997〜1998年にかけては、消費税引き上げや大手会社の破綻が相次いだ時期です。
そのため求人数は一気に少なくなり、「超買い手市場」となってしまいまhした。
のちに「就職氷河期」と呼ばれる時代は、たとえ東大や京大卒であっても30社受けても受かるかどうかだったのです。
そもそも受けられる会社すらない状態でした。
そのため、自分の好きなことはおろか希望条件すらままならず、とりあえず出ている求人に片っ端から応募する、なんて時代だったんですね。
やりたい仕事など選ぶ余裕もない、今では考えられないような就職氷河期でした。
「氷河」の」言葉通り寒々しくて、確かに考えただけでもぞっとしますし本当に「やばい」状況だったといえるでしょう。
バブルとの落差が最も大きかった世代だから
就職氷河期があったことからも分かるように、1976年生まれが育った時代はバブルとの落差が最も大きかった時期でした。
バブル崩壊直前の1991年の求人倍率は2.86倍です。
一方、1961年生まれが就活をしていた1997~1998年には0.53倍にまで低下しました。
新しい社会人生活に胸を躍らせていたら倒産してしまったなんて、ショックが大きすぎますよね。
運よく入社しても給料はさほど上がらず、当然のことながらボーナスももらえないことがほとんどでした。
世間全体が落ち込み、どこかしんみりした時代を働き盛りの年に経験したのが1976年生まれです。
バブルのころの盛り上がりを見ていた人たちからすると、まさかたった数年でここまで落ちるとは思わないですよね。
「自分たちも大きくなったら派手に遊ぶぞ!」なんて思っていた人にとって、バブル時代との落差は非常に大きく感じたでしょう。
熾烈な受験戦争を経験しているから
熾烈な受験戦争を経験しているのも、1976年生まれがやばいと言われている理由のひとつです。
1976年生まれが大学受験を経験した1995年は、まさに「受験戦争」の真っただ中でした。
受験の倍率が20倍や30倍という大学もめずらしくなかったのは、社会が「超学歴主義」だったからでしょう。
「いい大学に入らなければいい会社に入れない」と刷り込みのように聞かされた1976年生まれだともいえます。
大学に合格することは人生において最重要課題だったんですね。
就職後、何度も経済危機を経験しているから
必死の思いで大学に合格、そしてやっとの思いで内定を決めた1976年生まれ。
ですが、1976年生まれがほっと一息つけるのはまだまだ先のことなんです。
なぜなら、就職氷河期は1976年生まれが就職した後もずっと続くからなんですね。
正社員として内定をもらったものの、いざ大学卒業後の入社目前に会社が潰れていたなんて話、今なら「ありえない!」と話題になりますよね。
また、正社員で就職できなかった人がやっとの思いで派遣社員として働き始めても、待っていたのは「派遣切り」という雇用の打ち止め。
1999年に「新しく派遣に追加された業務の期間制限は最長1年間」と定められたことから、すぐに仕事がなくなる人が増えたんですね。
やっとの思いでなんとか仕事についたのに、慣れてきたころに仕事なしなんて全然落ち着けませんよね。
正社員であっても「自分たちもいつ切られるかわからない」といった不安の中働き続けるのはしんどかったはずです。
当然のことながら「結婚して家族を養う」といったことは、夢物語のような状況だったといえます。
アナログからデジタルへの急転換を迫られた世代だから
一般的な会社にパソコンが普及していったのは、Windows95が発売された1995年です。
しかし、このころはまだパソコンを今のように当たり前のように使う会社は多くありませんでした。
パソコンがもっと広まっていったのは、90年代後半、2000年に差し掛かろうといったときです。
まさに、1976年生まれが社会人として働き出したころなんですね。
これまでアナログで作業していたことをデジタルでやり直すというのは、そう簡単なことではありません。
当然のことながら、先輩や上司もパソコンに詳しくない人ばかりで誰にも頼れない状況です。
手探りでデジタルに移行していくしかなかったわけで、他の世代よりもかなり苦労したといえます。
昔のパソコンは今のようにスマートではなかったので、作業も分かりにくく大変だったでしょう。
このように、数々の試練を経験してきたのが1976年生まれなんです。
あまりの壮絶さに「1976年生まれはやばい」なんて言われるようになったんですね。
昭和51年のあるある12選!1976年生まれの特徴を徹底解説
環境や状況が同じなこともあり、生まれた年代が同じ人たちにはどこか共通点があるものです。
1976年、つまり昭和51年生まれのあるあるを12選紹介していきます。
- 行動力があり、アクティブ
- 危機意識が高く、慎重
- 将来を楽観視しておらず堅実に頑張る
- 仕事を真面目にしっかりこなす
- 情熱的でリーダー気質
- 派手な遊びをせず質素に暮らすのが好き
- 周囲の仲間を大切にする
- 今いる地位や立場を大切にする
- 個性的なキャラクターが揃っている
- 我慢強くストレスに強い
- 競争慣れしており、負けず嫌い
- 感情的になりやすい
行動力があり、アクティブ
昭和51年生まれは、総じて行動力がありアクティブです。
なぜなら、自分で進んで動かないと欲しいものは手に入らない時代を生きてきたから。
就職活動では、数十社受けても面接にこぎつけられるかどうかでした。
そもそも求人の数が少なかったので、自分で手あたり次第面接してもらえるかどうか頼み込む人もいるほどだったんです。
そんな名残が残っているためか、迷っているなら行動するアクティブさを昭和51年生まれは持っています。
無理かも、というような状況でも諦めない行動力も持ち合わせているでしょう。
じっとしているのは苦手で、休みができても外に出かけることが多いでしょう。
危機意識が高く、慎重
行動力があるものの、危機意識が高いのも昭和51年生まれの特徴です。
後先考えずまっしぐらに進んでいくというような無謀なことはやりません。
これは、就職した後もいつ仕事がなくなるか分からない恐怖と戦ってきたからなんです。
もしもの時に備えて、事前に再就職先の目星をつけていた人も多くいます。
何かあっても大丈夫なように資格の取得などにも積極的な人が多いといえるでしょう。
時代が時代なだけに、うまい話を持ち込んでくる人も多かったのですが、決して飛び込まず慎重に対応していたのが1976年生まれです。
その場しのぎの行動はせず、常に先を見据えて行動するのは、今も変わっていません。
将来を楽観視していないため、堅実に頑張る
内定をもらっても、いざ働き出しても決して「これで将来は安泰だ」とは思わなかったのが昭和51年生まれです。
なぜなら、内定後に会社があることも、いつまでも自分が働き続けられることも保証がなかったからです。
今自分ができることは、堅実に頑張ることだけでした。
いつどうなるか分からない環境にいた昭和51年生まれは、時間がたった今でもこのスタンスを崩していません。
「入社したからもう大丈夫」とはなかなか思えないのも実情だったといえます。
仕事を真面目にしっかりこなす
仕事をまじめにしっかりこなすのも、昭和51年生まれの特徴です。
バブルが崩壊したその後を目で見てきたのはもちろん、不況を嫌というほど体感してきたのもあり「仕事で手を抜く」ことができないんですね。
いい意味でバブルの頃は、仕事をしていてもみんなどこか浮かれているような状況でした。
しかしバブル崩壊後は、浮かれていては生き延びていけないということをみんなが実感したんですね。
昭和51年生まれも同様です。
与えられた仕事はもちろん、率先してほかの仕事もやっていたので、上司や会社からの評判も上々でした。
これは、アナログからデジタルへ移行した際、まだまだ下っ端だった自分が覚えるしかなかったことが影響しています。
大変なことも多かったでしょうが、その分真面目に仕事に取り組む姿勢はきちんと評価されています。
逆境にいても、コツコツと頑張ったことで正しく評価された人がたくさんいるということです。
情熱的でリーダー気質
昭和51年生まれは、情熱的でリーダー気質の人も多いのも特徴です。
大変だった時期を乗り越えてきた自信があるためでしょう。
部下や同僚から頼りにされる存在になりたいと、どんどん周囲の人を引っ張っていく力強さを持っています。
若い人は「なんだか暑苦しい…」と感じるかもしれません。
しかし仕事に情熱を持っている人が上司かどうかで、社内の雰囲気は大きく変わるもの。
ただ適当に与えられた仕事だけをこなす人よりは、仕事を楽しんでみんなの先頭に立ってくれる人が上司の方がやりやすさは段違いです。
一緒に仕事をしていくうちに、仕事の楽しさを教わることも多いでしょう。
実際に、現在昭和51年生まれが企業の中心となって活躍している会社も多いんですよ。
派手な遊びをせず、質素に暮らすことが好き
派手な遊びをせず、質素な暮らしを好むのも昭和51年生まれのあるあるです。
もちろん人にもよりますが、大胆に遊ぶ人でもきちんと自分の中で制限を設けています。
これは、昭和51年生まれが、バブル崩壊のツケを嫌というほど体感してきたからでしょう。
そのため、自然と生活も質素になっていくんですね。
収入の有無は関係なく、収入が高い人も貯金を好むのが昭和51年生まれなんです。
将来のため、自分の子供のために、今の遊びよりも貯金を優先させることを好みます。
衝動買いなどをする人も、ほとんどいないでしょう。
周囲の仲間を大切にする
バブル世代のように派手に仲間と飲み歩くようなことはしませんが、昭和51年生まれなりに周囲の仲間を大切にしています。
特に同世代に対しての仲間意識は強く、これは厳しい受験戦争や就職氷河期を乗り越えてきたためでしょう。
大切にしているのは同世代だけかというと、そうではないのが昭和51年生まれ。
先輩や上司、部下や後輩、はたまた学生時代の友人まで、自分とかかわりのある人に対しては義理人情で支えようとします。
同様に周囲からも頼りにされ大切にされるので、年をとっても仲間に囲まれて楽しく過ごせることが多いでしょう。
今いる地位や立場を大切にする
仲間もそうですが、昭和51年生まれは今いる地位や立場も非常に大切にする人です。
これは、大学受験・就活時ともに、自分が選ぶ立場にはいられなかったことが関係しています。
やっとの思いで手にした居場所、さらにいつどうなるか分からない危うさもあったため、余計に自分のいる場所を大切にするわけです。
そのため、転職については保守的な考えを持っている一面もあります。
今は「合わなければすぐに辞めた方が自分のため」という考えが増えていますよね。
しかし、昭和51年生まれからすると、若い人がどんどん転職活動をしているのが若干信じられなかったりするんです。
「せっかく入った会社なのに…」と、今いる地位や立場を手放すことに抵抗を感じる人も少なくありません。
個性的なキャラクターが揃っている
昭和51年生まれは、個性が豊かな人が多いのも特徴です。
これは、厳しい就職氷河期を乗り越えて内定を得るため、自然と身に着けたものかもしれません。
また、就職してからもいつ仕事がなくなるか分からない状況。
ほかの人と同じでは埋もれてしまうため、自然と個性を発揮するようになったのでしょう。
後ほどくわしく紹介しますが、昭和51年生まれの芸能人・有名人を見てみると、個性的なキャラクターの人が多くいます。
芸能界も生き残り競争が激しい社会です。
厳しい芸能界でで長く活躍しているのを見ると、個性がどれだけ大切かが分かりますね。
我慢強くストレスに強い
我慢強くストレスに強いのも、昭和51年生まれの特徴。
なんてったって数十社以上の会社に対し就職活動を行ってきた経験を持っているのですから、我満強いのも納得です。
今でこそ、「就活がうまくいかなかったらもう1年繰り越す」なんて方法もあります。
しかし、当時は「大学を出て就職できないなんてありえない」といった風潮の社会でした。
また、自分の好みや希望は二の次で、とりあえず採用してもらえそうなところにかたっぱしから履歴書を送ったものです。
そうやって一生懸命頑張って手に入れた居場所ですから、理不尽なことがあってもすぐには辞めません。
そうせざるを得なかったというのもありますが、昭和51年生まれは我慢強く耐える傾向があります。
競争慣れしており、負けず嫌い
昭和51年生まれは競争慣れしており、負けず嫌いです。
競争慣れは言わずもがなで大学入試・就職活動ともに、厳しい選抜試験を経験してきたからです。
また、昭和51年生まれの受験期は今よりも学歴重視の社会でした。
高校の成績や面接、小論文、などで合否を決める総合型選抜(AO入試)を実施する大学もごく少数しかありませんでした。
はっきりと人と比べられなくなった今でも、負けず嫌いなのはそのときの名残りでしょう。
負けたくない気持ちは強く、ちょっとした勝負でもついムキになってしまうところがあります。
感情的になりやすい
感情的になりやすい面は、昭和51年生まれのマイナスな点といえるでしょう。
飲み会でも、ささいな世間話がいつのまにかお互いの人生論にまで発展し、大声で主張し合うなんてこともあるほど。
思いを伝えるために、ついつい激高してしまう人もいます。
自分の意見をはっきり言わないと勝負に勝てない時代を過ごしてきたので、どうしてもヒートアップしやすい面があるんですね。
つまり、黙っていては負けてしまうような時代にいたということ。
よく言えば分かりやすいですが、立場が上になるほど感情的になるとほかの人が動きづらくなってしまいます。
特に若い部下や後輩が委縮する原因にもなってしまうため、注意が必要です。
感情的になりそうなときほど、冷静に対話できるようになると、今よりもっと人からの信頼は厚くなるでしょう。
1976年生まれの芸能人や有名人も紹介!あの人も昭和51年生まれ?
実は、1976年生まれには芸能人や有名人がたくさんいるんです。
男女ごとに昭和51年生まれの芸能人・有名人を一気に紹介していきます。
- 昭和51年生まれの男性有名人・芸能人
- 昭和51年生まれの女性有名人・芸能人
昭和51年生まれの男性有名人・芸能人
昭和51年生まれの男性有名人・芸能人には次のような方がいます。
山崎弘也(芸人) | 1月14日生まれ |
ムロツヨシ(俳優) | 1月23日生まれ |
オダギリジョー(俳優) | 2月16日生まれ |
赤星憲広(野球選手) | 4月10日生まれ |
森山直太朗(歌手) | 4月23日生まれ |
井ノ原快彦(俳優・アイドル) | 5月17日生まれ |
津田篤宏(芸人) | 5月27日生まれ |
山本耕史(俳優) | 10月31日生まれ |
棚橋弘至(プロレスラー) | 11月13日生まれ |
金井 宣茂(宇宙飛行士) | 12月5日生まれ |
昭和51年生まれの男性有名人・芸能人は、どの人も個性豊かでキャラクターが立っている人ばかりなのが見て分かります。
さらに実力もあり、まさに「やばい世代」だといえるでしょう。
争いが厳しい芸能界やスポーツ界のなかで長く活躍している人がいるのは「競争慣れして負けず嫌い」昭和51年生まれの特徴そのものですね。
選考が厳しく訓練も大変な宇宙飛行士の方がいる点も納得です。
昭和51年生まれの女性有名人・芸能人
昭和51年生まれの女性有名人や芸能人は次の通りです。
中谷美紀(女優) | 1月12日生まれ |
JUJU(歌手) | 2月14日生まれ |
市川実和子(モデル) | 3月19日生まれ |
木村佳乃(女優) | 4月10日生まれ |
内田恭子(アナウンサー) | 6月9日生まれ |
坂下千里子(タレント) | 4月19日生まれ |
井川遥(女優) | 6月19日生まれ |
岩崎宏美(女優) | 11月23日生まれ |
観月ありさ(女優) | 12月5日生まれ |
小雪(女優) | 12月18日生まれ |
男性に限らず、昭和51年生まれの女性有名人・芸能人も個性あふれ、長きにわたって芸能界で活躍している人ばかりです。
どの方も美しいのはもちろん、実力派揃いですよね。
また、女優業をしながらバラエティーに出演したり、歌手でありながら司会業も務めたりするなど、臨機応変に活動しているのも特徴だといえるでしょう。
昭和51年生まれの「行動力があり、アクティブ」な要素にぴったりと当てはまっています。
まとめ
1976年生まれがやばいと言われているのは本当か、また昭和51年生まれのあるあるをご紹介しました。
以下が記事のまとめです。
- 1976年生まれがやばいのは本当
- 就職氷河期や経済危機を経験した世代
- 1976年生まれは行動力があり真面目
- 個性的だが感情的になりやすい面も
- 男女とも実力派芸能人・有名人が多い
1976年生まれがやばいと言われているのは本当ですが、それは大変な時代を必死に生き抜いてきた人たちだから。
決して悪い意味でやばいと言われているわけではないので、安心してください。
また、激動の時代背景が、昭和51年あるあるの「行動力がありアクティブ」「競争慣れしていて負けず嫌い」につながっているのでしょう。
感情的になりやすいなんて一面もありますが、根は真面目なので頼りになる人材です。
記事を参考に、自分や大切な人に当てはまる面がないかチェックしてみてくださいね。